côトーイはいい人なんだけど、ちょっと怖い。
間違えるとたまに舌打ちされるし
黒板消しを机に放るのでびくっとする。
来て2週間くらいの時に
「友達はできた?」と聞かれ
姐さんのことを話した。
最初は普通に聞いていたのだが
「ブオンズアレー(井戸端会議)をしました」
と言った途端、彼女の顔色はみるみる変わった。
その俗語が悪かったのか、姐さんたちの
「毎日ここにきてベトナム語を勉強しなさい」
という台詞が悪かったのか、ともかく
彼女の機嫌を損ねたことは間違いなく
「その人たちは悪い人たちです!
もう絶対に会っちゃだめ!」
「騙されてお金を取られますよ」
「知らない人と話してはだめ」
(では、どうやって友達をつくれと?)
「大学の先生たちは4年制の大学を出て
ベトナム語を教えるための勉強をやってきた
人たちなんです!その人たちはきっと
大学出じゃないです。」
(そこもプライドを傷つけたか。。。)
などなど、彼女のお説教は20分くらい続いた。
ちなみに彼女に教わっている別の生徒も
「ハノイとホーチミンとどちらがいいですか」
という質問に「ハノイ人は暗いから
ホーチミンの方がいい」と言って
彼女の逆鱗に触れたそうだ。
そんなこんなはあるけれども
彼女の授業は丁寧でわかりやすい。
ベトナムの常識もぼちぼちわかってきた。
例文で「〜はどうですか?thế nào?」
(内容や形状について尋ねる)
というのがあって
先生が「あなたの夫はどうですか?」と質問した。
私が「背が高くて痩せてて、優しいです」と
答えると先生は「ハンサム?」と
(そこだろ?重要なのは)と言わんばかりの
雰囲気で聞いてきた。
「ハンサムです。。。(ぽっ)」と照れていると
先生はホワイトボードに
「夫は背が高くて、痩せています。
でも、ハンサムで優しいです」と書いた。
。。。でも?
不思議に思い先生に尋ねると
「背が高くて痩せているのは美しくない。
だから『でも』です」と言われた。
反論する勇気はなかった。
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