2009/01/30

SAMURAI カミング スーン♪


萌え先生に「本などで侍や忍者について
読んだが、とても面白い。
侍についてもっと詳しく教えてください」
と言われたので

「サムライはたとえなにも食べていなくても
いつも楊枝をくわえています」

「サムライは刀の刃のない方で相手を打ち
『安心せい。峰打ちじゃ』と言います」


と説明し、「私の夫はサムライです」
と付け加えた。

それから先生は「chồng của Pista(Pistaの)」と
言う時に、「pistaのサムライ」と呼ぶようになった。
私も「私のサムライ」というようになった。

なんだか微妙に素敵な気分になれる。


そのサムライが今ベトナムに向かっている。

なおのこと素敵だ☆

※サムライはオレンジ色の栄養ドリンク風
お飲物です。


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2009/01/29

Ba Viの見どころ(?)

Ba Vìはハノイの中心部から西に約60km
Hà Tây省に属している。最近統合されて
ハノイになった。

そんなバービーの見どころと言えば!!!


。。。なに?


行く前に仕入れた情報によると、
Đường Lâmという古い村には
đá ong(ダー オン:
đá 石、ong 蜂)と呼ばれる
蜂の巣みたいな石でできた家が建ち並ぶとか。
それが、はい!↑こちら!。。。。?
めちゃめちゃ蜂の巣型を期待していた私には
ちょっと残念な結果だったかも。

ベトナム人は「đẹp(デップ:美しい)」とか
「đặc biệt(ダッ ビェッ:特別)」「vui(ブーイ:楽しい)」
などの言葉を多用するので、過剰な期待は禁物だ。

でも知らないで行っていたら、おそらく見逃していたので
(これが噂のあれか!)と思う楽しみのために
旅の事前情報収集は重要だ。
あとは寺↑を回ったり、萌え先生の親戚を訪ねたり
名物(?)だという「ヤギの乳」を飲みに行って
店が閉まっていたり。残念!!
たまたま通りかかった家が村一番の旧家で
映画の撮影にも使われた家だったり。
(萌え先生はその映画を観たらしく、興奮していた)
まだまだ私の知らないバービーの魅力がきっとあるはず。
さあ!あなたもLet's go バービー☆


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テトといえばバインチュン!

大学の萌え先生の田舎Ba Viに23、24日と
遊びに行ってまいりました。

朝7時にミーディンのバスターミナルに集合。
そこからバスで1時間半ほどで到着。

先生の実家の台所ではお母さんと近所のお姉さんが
Tết(テト:旧正月)に欠かせない食べ物
Bánh chưng(バインチュン)を作っておりました。
ハノイでは買う人が多いようだが、田舎では
各自手作りしているらしい。
まずは竹の紐を3、4本横に並べ、その上に
バナナの葉っぱみたいな大きな葉を縦に
5枚くらい並べる。
まずは餅米
次にでできた餡(甘くはない)を乗せ
細長く切った豚肉を乗せる。

で、下に敷いた竹紐でぐるっと棒状に巻く。
底の部分を折り込んで竹紐で固定して立て、
トントンと叩いて、中の餅米を均等にして、
上の部分も折って竹紐で結べばできあがり☆

不器用な私は餅米を散乱させてしまう様が
想像に難くないので挑戦せず。
これをドラム缶のような鍋に入れて
10時間ゆでる。

ものすごい煙の中、家族は台所に座って
じっと鍋を見守っていたが、鼻も目も喉も痛い!
夜10時過ぎにゆであがり♪
萌えお母さんが一つ一つ鍋から取り出して行く。
この四角いのがよく見るバインチュンかも。。。
鍋から出した後は一度水にくぐらせて
ザルの上でゴロゴロ練る。

最後に重しをして一晩寝かせればできあがり。
やわらかすぎて包丁では切れないから
竹の紐を細く裂いて、それをぐるっと巻いて
切りなさいと教えられた。

ほとんど味がないので、ヌクマムにつけて食べる。
おいしいけど、萌え先生の家から1本。
先生の親戚から1本。そして、次にお邪魔する
友達の実家でも四角いバインチュン2個を
お土産に持たされた。

どないせえっちゅーねん。。。


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2009/01/25

田舎に2泊か。。。

本日、大晦日です(旧暦1月30日)
旧暦では1月31日がなく、明日は元旦。

人々の話では、お正月にはハノイから
人が消え、店も閉まり、全然面白くないし、
ごはんも食べられないと。

なので私達外国人は帰国するか、友達について
田舎に帰省するか、近隣諸国を旅するかという
選択をひと月前から迫られていた。


トゥイー姐さんに正月はどうしてるのか聞くと
「姐さんの田舎はここだから」と
言われてしまい、それではということで
別の友達について田舎に行くことにした。


確かにここBach Khoa(学生街)は学生が一斉に
帰省してしまったので、すごく閑散としている。
寄宿舎から聞こえる雄叫びは消え、路上の店も
いなくなった。バイクの往来も減った。

将軍も「田舎で過ごした方が
em cảm nhận được không khí Tết rõ
テトの空気をより感じられる」

(em 目下のあなた、cảm nhận 感じる、
được 〜できる、không khí 空気
Tết テト(旧正月)、rõ はっきりと)


と、言ってた。

というわけで、今日から3日間田舎に
行ってまいります。

みなさん、よいお年を☆


※注)
文中の
em cảm nhận được không khí Tết
ですが、正しくは
em cảm nhận được không khí Tết
だとコメントをいただきました♪
ありがとうございます。


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2009/01/23

遅くなってごめんなさい

今更だが今日、日本に年賀状を送った。

あまりにも「お正月感」が薄かったので
ついつい年賀状の存在を忘れてしまっていたが
やはり書かねばならぬだろう、と。


遅くなってしまった言い訳は
テト(旧正月)にあわせてみました♪」


一応、1月26日が旧暦の「元旦」なので
まだ「年末」なんだけど、郵便局のお姉さんに
「テト前なので2週間かかります」と
言われてしまった。。。到着は2月頭?


ベトナムの郵便事情が悪いことにしよう☆
(ブログを見てる人にはネタバレ!?)


「Chúc mừng năm mới」
(明けましておめでとう)

的なことが書かれている普通のはがきを探したが
。。。ない!

全部「カード」になっていて、封筒が必要な
形状になっている。
年賀状のつもりが、なんて仰々しいんだ。。。
2月頭にベトナムからエアメールがきたら
誰も年賀状とは思わないだろう。
「何事か?」と思うに違いない。
でも風景写真のポストカードもつまらないので
もう。。。それで!!
ドンホー版画(4千ドン:約24円)と
親戚用にちょっと奮発した切り絵のカード

日本への送り賃は一通1万3千ドン(約78円)
まあ、そんなもんかな☆

ベトナムではみんな年始の挨拶を直接するから
年賀状なんて必要ないんだろうなぁ。
日本も最近は「メール」で済ませてしまうことが
多いから年賀状は廃れていくのかなぁ。
同じ「年賀状制度がない」でも全然意味が
違うな〜。。。


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2009/01/22

ナムディンの孤児院

ハノイから北にバスで3時間ちょい。
ナムディン省の孤児院cô nhi viên)を訪問した。

プログラムがちゃんとあって、定員60名、
会費も徴収され、ちょっとしたツアーだ。
かなりの割合で障害者も参加していた。

孤児院に着くと、私達のグループは
「小学校低学年」くらいの子供たちの部屋に
案内され、そこで工作をした。
段ボールを星形やらハート型やらに切って
子供の部屋を飾るのだ。
大人たちがああでもないこうでもないと
言いながら工作をするの図。
道具が足りなくて、子供と折り紙をする私。
一生懸命教えて教えてと言ってくる子供たち
。。。なんてかわいいんだ。抱きしめたい。
ランチはテト(旧正月)のごちそう。
ゴザに座ってランチ。
孤児院の社長。見知らぬ日本人だからって
味の素!歌え!」ってあんた。。。
べトナム人って、歌と踊りの会が大好きみたい。
そういう私も友達に歌ってもらって二胡リスト。
なんの準備もなくいきなりだったのでやっつけで
「君が代」をチョイスしたら子供にウケた。

表演会にしろ、部屋の飾りにしろ、
大人たちが子供が喜ぶであろうプログラムを作り
それを実行して自己満足。そんな気がした。

実は「ボランティアtình nguyện)」
がなにをすることかわかっていない。
例えば、被災地で「豚汁」を作って配る。
これはわかる。
だが、早急に助けが必要なわけじゃない子供たちが
なにを求めてるかなんてわからない。
物質的にあれば助かるだろうものはわかる。
だけど。。。?
私はどちらかというと優しい人間じゃない。
だからそういう場で何をしていいかわからない。
ましてやなにかしてあげられるとは思わない。

でも大人だけで黙々と工作作ってる暇に
子供の知らない歌をカラオケしてる暇に
彼らと一緒に遊びたいと思った。
「お!坊主!狭いところ好きなんか?」
「ねえさんもだ!」と、張り合ってみたりとか、
あるいは引きずり出して追いかけ回したりとか。

工作でうんこ作ってトイレに貼ってきたけど、
肝心の子供の反応見てないんじゃ意味ないし。
中学生くらいの大きい子もいた。
女子3人組に気に入られて彼女たちの部屋に呼ばれた。
なにかと思ったら手帳の中の韓国人男性の写真を
見せられ「ねえさんに似てる」と言われた。

あ〜。そういうこと!そういや中学生の頃、女子から
チョコもらったり、合宿でチューされたりしたわ。
。。。っておい!暗い青春思い出させんな!

結局、その施設がどんなところで、子供たちが
どんな風に生活してるのかもよくわからないまま
帰って来た。

わかったのは、孤児たちは障害を持つ子供が多い
ってこと。女の子が多いってこと。

将軍が前に「私が娼婦を嫌う理由の一つは
子供ができたら仕事ができないからと
捨ててしまう女性が多いことだ」と言っていた。


今できることは、同情することじゃない。
彼女たちがくれたアドレスにメールを送ろう☆


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2009/01/19

嫉妬と賄賂


夜、女のすさまじい叫び声が
近所から聞こえた。

夫によるDVだろうか。。。もしや強姦!?
殺されるんじゃないかと思うような悲鳴。
じゃれあいの範疇ならいいけど。。。

ベトナムでは夫の暴力が多いって聞くから
誰も気にもとめないのかな。

警察は当然、民事不介入。

それどころか、将軍Thoi先生に聞いた話じゃ

「奥さんが夫の浮気にキレて
夫の大事な部分をちょんぎっても
奥さんが我にかえって、すぐ病院でくっつけ
夫が訴えなければ、夫婦間のことなので
罪に問われない」とか。

日本だとそんな「阿部定事件」を起こしたら
命に別状がなくても、夫婦間の話でも
傷害罪。。。だよね?


そもそも、アレをちょんぎって
すぐにくっつけたからって元に戻るのか?
将軍いわく「なんの問題もなく元通りよ♪」
らしいけど。。。


そういやドンホー版画の中にも
「ハサミを持って愛人と夫を脅す妻」(D)
の版画があるから、やはりよくあることなのか?


ちなみにドンホー版画の中には「賄賂」(B)
の絵もあって、ネズミの結婚式の行列の
途中に大きな猫が横たわっていて、
ネズミが無事に通してもらえるように
猫に貢ぎ物を渡している様が描かれている。
「賄賂」もベトナムじゃ当たり前の話だしね。


ドンホー版画にみるべトナム文化か。。。

テトも近いし、ドンホー版画のおめでたい絵でも
購入しようかな〜☆


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2009/01/17

実は注射が結構好き

この1年、軽い風邪とか怪我はあったけど
病院に行かねばならないほどの重い症状に
見舞われることは一度もなかった。
厄年なのにありがたいことです♪


と、こんな私が自分のありあまる健康を持て余し
病院に行くことになりました。


「献血(hiến máu)」


ベトナムの病院は「もうすぐ死にそうな人」が
行くところと聞いていたので、どんなにやばい
診察をするのだろう?とすごく興味があったのだが
最後までお世話にならずに帰国しそうだ。
そう思っていたら、病院に勤めている知人に
「うちの病院で献血をやるんですが、来ませんか?」
と、誘われた。


日本では何度も献血を経験しているが、べトナムの
献血。。。針、使い回しじゃないですよね?
地元の小さな得体の知れない病院じゃなし、
天下のフレンチホスピタルでそんなことはねえっす!
と自分に言い聞かせ、病院の門をくぐる。

病院内は普通にキレイ。

カフェの隣に設けられた献血部屋に行き、まずは問診。
体重・血圧測定。血液検査。

日本ではまず血液型と比重を調べ、比重が基準値に
満たないと献血はできないが、その場では検査を
しないようだった。


そしていよいよ献血開始。技師の手元を凝視する。

ぶす!ずぶぶぶぶぶ。。おい!深すぎるって!
おいらの血管は素人がやってもとれるような
簡単な血管だろう!そんな深く刺したら、
血管ぶち抜いてるから!
大学時代実習で、生徒同士刺しつ刺されつ
日常だったので、非常に気になる。

ほ〜ら、血液出てこないし。。。

技師さんがちょっと針を戻す。そうそう。。。

出た。。。

「じゃあ、これにぎにぎしててくださいね」

にぎにぎにぎにぎに。。。痛い。。。
なんか手がしびれる。。。うっ!
駆血帯が腕にくいこんでるし!きつすぎだよ!
左手白くなってきた!手に力が入らない。。

「ほら!にぎにぎしないと!」

「これがきつくて手がしびれ。。。ぱた(絶命)」

駆血帯を外してもらう。快適快適♪
O型Rh+血液。250ml入りました〜!

採血後は飲み物とをお菓子をいただいて
お土産にバスタオル(ベトナムでは高いので
非常に嬉しい)と2万ドン(朝食3回食べれる♪)
をもらいました。
あと、今回の献血しましたっていう証明書。
これをもっていると、自分に輸血が必要になった時
1パック無料らしい。


その後、授業で萌え先生に「献血してきた」と
言ったら、なんと恐ろしいことを!!という顔で
見られた。ベトナムでは献血は一般的なことでは
ないらしく、献血をすると病気になると人々は
思っているらしい。
感覚的には金に困って腎臓を売るようなものか?

さらに「血液型占い」が一般的な日本とは違い
多くのベトナム人が自分は何型か知らないそうだ。
萌え先生は「O型!?珍しい!?」と言っていたが
あるサイトによると

      O   A   B   AB (%)
日本    32 38  22  9 

べトナム  42   22  31  5


半分近くO型やんけ!ベトナム人は恐ろしく
マイペースな人が多いので90%以上の人がB型
(B型さんごめんなさい)だと思っていたが
そうか。。。同じ血が流れていたんだね。。。


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2009/01/15

完全な敗北。切腹します☆


年末のあれやこれやで
男性に強い警戒心を持つようになった私。
ちっとやそっとのイケメンにはぴくりとも
しないし、変な誘いがあっても動揺しない。

先日も某ベトナム人男性(妻子持ち)から

「旦那さんに内緒で旅行に行きましょう」

と電話があり、3ヶ月ぶりに突然電話かけてきて
内容がそれっていうのがちょっと面白かったが
さらっと受け流す。


ベトナム人の女の子には「Anh(お兄さん)」
呼ばれるし、日本人男性には「đẹp trai(ハンサム)」
と言われるし、元クラスメートのいかつい韓国人の
舎弟のような挨拶に、自分って「兄貴」っぽいのかな
とちょっと思ったりして。


で、最近は「漢(おとこ)」になりつつある。


元々、男性と飲むときも「野郎同士」の感覚だったけど
今年は全ての「乙女力」を捨てて「漢力」を磨こう!
「私とメイクラブしたい?ホモかっ!喝っ!」
くらいの勢いで臨もう!と誓った矢先に。。。


二胡レッスン(31回目)

ジングルベルも終わり、ライブも終わり
「これからは自分の練習ができるね」と
にこにこしているお父さん先生に

「実は今週末、孤児院で涙そうそう
弾くかもしれません」とは言えず

普通の練習に戻る。基礎練習と新しい曲。

「The rainbow story」

日本の新しい曲だと先生は言うんだけど
まるで聞いたことがない。
荒波に揉まれた割には、相変わらずの
めちゃくちゃな演奏。

にも関わらず、お母さん先生には
「今日、グーッド!グーーッド!」と
恥ずかしいくらいに褒められ
(いつもテンション高え〜な〜)と思ってたら


。。。。。目が点。



若先生
が突然現れた。


まだ旧暦の「12月19日」なので
まさか帰ってるとは思っておらず、動揺。
急に部屋の酸素濃度が薄くなった。


先生は中国へ行く前の「エロオーラ」が消え
爽やかな好青年の笑顔で「元気?」と握手。
「こんなところに二胡立ててたら
倒れちゃうよ」となおしてくれる。
その優しいお兄さんっぷりに
「ゴースト」改め「change the world」
流れてきそうになるも

(優しい笑顔にダマされちゃだめよ、pista!
男は皆、野獣なのよ!)と、天使が舞う。


帰り際、若先生は戸口まで見送ってくれ
さらに動揺した私は柱に頭をぶつけてしまい
恥ずかしいのと痛いのとで頭をおさえていたら



大丈夫?となでなでされた。


うわああああああああああああ!!!


ドジっこ→憧れの先輩に心配される→きゅん。


その少女マンガ的構図に耐えきれず
マッハで立ち去った。


でも、あの神の二胡をもう一度、聞きたいなぁ☆


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2009/01/14

今年初舞台(もちろん二胡)


ハノイでバンドを組んでいる日本人男性から
「ライブで二胡を弾いてよ。一音ぽひーって
鳴らしてくれるだけでいいから」と誘われ
今年初の二胡リスト活動はハノイのカフェで
ギターとサックスと一緒に演奏することに。

そして彼から渡されたベトナム曲。

「Kiếp đỏ đen」(ギャンブルの歌)


一音ぷひーって。。。前奏も間奏も後奏
めっちゃ二胡やんけ!
しかも、歌の合間合間にもちょこちょこっと
ぷひらーっと入ってるし。

で。すみません。楽譜は?


「ないよ。耳で聞いて弾いてるから。
あ。本番は一週間後で。よろしくね♪」


将軍に負けず劣らずのこの「難題」
ぶつけっぷりは一体。。。

一応練習してみたが、うまくいかない。


ここでいきなり。

二胡レッスン(30回目)

「うわーん。ドラえもーん」

「どうした、pista」

「今度の土曜日にまた二胡演奏だよ〜」


またもや先生に泣きつく私☆


お父さん先生はこの歌を知らなかったらしく
もちろんCDなんてなく、私も持っておらず
先生は知人に電話をかけ、電話越しにCDを
録音し、楽譜にしてくれた。


ちょっと聞いただけですぐ弾けるなんて


。。。この人、神!!


でも、新たに難しいテクニックを伝授し出す先生。
確かにCDではそう弾いてるかもしれないけど
単純化してください!無理です!

「大丈夫。練習たくさんやれば♪」


世の中、将軍だらけ☆


で。本番は、過去二回の演奏に比べたら
屁でもないくらいのお客さんの数。
なのに、過去最高にド緊張。

一人だと誰に迷惑かけるわけでもないから
まだ気が楽だったのが、合わせなきゃいけないと
なると、変なプレッシャーがかかる。

「今回は二胡奏者がゲストで参加してくれます」
と紹介され、バンドの舞台衣装の白ぶち眼鏡
かけてぷらっと出てったら、お客さんから

「その子、ベトナム人?」
「いや。そうだろ。日本人があんな眼鏡
かけないだろ」

と言われてしまい、緊張ドピーク。

いつものごとくメタメタな演奏。


帰り際、私を誘った男性から一言。

「後日、改めて反省会やりましょう」


。。うわあああん。ドラえも〜ん!!!


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たまには二胡日記


二胡レッスン(27回目)

「ジングルベル」の練習。

終わったネタで申し訳ない。

そういや、二胡の若先生から2年前に
「メイクラブしようぜ」と誘われたという
女性にお会いした。
(とんでもない紹介の仕方だが。。。)

かわいらしい女性だった。先生め☆
中国でもきっと「中華料理」を
食しているんだろうなぁ。。。


二胡レッスン(28回目)

ひたすらジングルベル。
この日はクリスマスイブだったなぁ。。。

お父さん先生に舞台に上がるときの
二胡の持ち方と挨拶の仕方を習った。
本番はそんな素敵な挨拶をする余裕は
なかったけどね。

そしてアンコール用にと「はまべのうた」
を習った。

ジングルベルに全然合ってませんし!
そもそもアンコールの心配してくれなくて
大丈夫ですから!


二胡レッスン(29回目)

この日は大晦日。でもレッスン。

無事にジングルベルの演奏も終わり
通常レッスン。

さて、2008年最後の締めくくりは。。。

「北国の春」

あいてて!年末年始にひとりぼっちで
寂しい私に「ふぅるさとへかえろかな〜♪」
来ちゃったよ、これ。
なんてタイムリーなんだ。


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2009/01/10

おかまちゃん


大晦日をしっとりと鼻で笛を吹いて過ごし
元旦はやることもなく一人、家でTVを見ていたら
鐘つきの映像が流れてきた。
ベトナムでも鐘つくんだ?と思っていたら
「日本のお正月映像」で寂しさが増した。

ふふ。。餅とこたつとおせちと熱燗。。。
そんなもの、恋しくなどねいやい!
う。。。うわぁぁぁぁぁぁぁん!!


と、そこへ救いのメールが。

「友達のお誕生会があるんだけど来ない?」

元旦にお誕生会ってあんた。。。行くぅ!!


学生専用アパートの中庭みたいなところに
ゴザを敷いて20人くらい車座で宴会。
「ハッピーニューイヤーパーティ」なのか
「ハッピーバースデー」なのか「コンパ」なのか
よくわからない状態で宴会が繰り広げられている。


その中に一人、異質な空気を放った人物が。
ツンツンの短髪を赤く染め、耳にピアス、
目元にもピアス。思わずなに人か尋ねてしまうほど
ベトナム人らしからぬ風貌。

その違和感は見た目にとどまらず
しぐさにも表れていた。
明らかに他の男友達に触れる手があやしい。
杯を持ったときの異様に反り返った小指
目つき、話し方。。。間違いない!

日本人の友達と「あの子、絶対おかまだよね!」
と、目を合わせる。

何語からきたのかはわからないが、ベトナム語で
おかまは「pê-đê ペーデー」という。
まさかその場でおかまを指摘できないので
とりあえず職業を訊くと、美容師だという。

。。。まんまやんけ!!!(偏見)

ちなみに両刀使い「Hai phai」
同性愛者「đồng tính」だそうだ。
(ゲイを表現する言葉は他にも沢山あるらしい)

ベトナムでは「おかま」や「同性愛」が
まだ市民権を得ていないのか、全然見かけない。
でもついに、会っちゃったよ。
かまっぽい男の子に。

ちょっと心の奥底で喜んでいたら、
その子に「あなた、私の美容院に是非来て。
あなたはミエッン フィー(miễn phí 無料)よ♪」
と言われ、握手を求められた。


帰り道、日本人の友達に
「おかまちゃんにめっちゃ気に入られてたね。
ガン見されてたし、何度も誘われてたよね。」
と言われた。
「でも。。。あのこ男が好きだよね。絶対」
「pista、酒もがんがん飲むし、あんたの中に
男気を見たんじゃないの?」


新年早々、不吉なことを言うな!!!


彼の美容院に行ったら彼好み(男らしい髪型)
にされてしまうかも。。。
角刈りとかになったらどうしよう!?

そしたら、ブログのネタにすればいいか♪


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2009/01/06

一日がかりの結婚式

12月28日。カインの結婚式(đám cưới)
朝10時半からだと言われたので
ゆっくり風呂に入っていたら
トゥイー姐さんから「なにしてるの!
早く給仕しに来んかい!」と8時半に呼ばれた。
(客じゃなかったのか。。。)

家の前には前回より大きなテントが二つ。
特に手伝うこともなく、おばあちゃんに
呼ばれて、朝から空きっ腹にビールと揚げ物。
おえってなってる私にお構いなく、
カインのばあちゃん(80歳)は飲むわ食うわ
タバコもぱかぱか吸う。妖怪だ。。。
と思うとたまに「女の顔」も見せる。すげえ。。
ご祝儀箱。
なんてことない普通の封筒に名前とお祝いの言葉を
書いて、仲のいい友達で平均30万ドン(約2千円)を
入れて、この箱に入れる。

ダム クオイは、まず新郎のお母さんが新婦の家に
「もうすぐ新郎が来ますからね」と告げにくる。
そして帰って行く(新郎母は参加しない)

新郎たちがやって来る。飲んで食う。

皆で新郎の家に移動。この時、新婦の母は
家で留守番。
この移動の時に橋を渡るとよくないらしい。
「ベトナムの結婚式は色々複雑だね〜」と言ったら
私の説明した「三三九度」の方が複雑だと
笑われた。

新郎の家で新郎新婦が神棚に挨拶。親戚挨拶。
ここでもお菓子をぽりぽり。
新郎新婦の寝室を皆で見に行ったりもする。
枕元の壁には結婚前に撮った結婚写真がどーんと
飾られ、ベッドの上は花やら風船でなんとも
こっ恥ずかしい感じに仕上げられている。

余談だが、最近読んだベトナムの各民族の
結婚式についての記事で
新婚初夜にはベッドの下に白いシーツを敷き
そこに赤いお印がついているかどうかをチェック。
もしお印がなければ、後日『新婦の家に夫婦
揃って帰る儀式(lại mặt)』の時、片耳を切った
豚の生首を持って行く」(お印ありなら両耳あり)
と書かれていた。

「おめえんとこの娘、生娘じゃなかったぞ!」
と訴え、結納金を返させるらしい。


こえええええええええええ!!!


今はないらしいけど。
(今もあったら皆片耳だ!と将軍と笑った)

他にも新郎新婦の前を歩く人が魔除けだか
のために包丁を振り回すとか
新婦が拳で茶碗を叩き割る儀式だとか
なかなか興味深い話が書いてあった。
で、新郎の家で終わりかと思いきや、
更にでかい結婚式場で披露宴(?)があった。
ベトナムの結婚式はそれが普通らしいが
500人くらいの人が集まっていた。
まずは新郎新婦の両親入場。それから新郎新婦。
ドレスのカインもこれまためんこい♪
指輪の交換。ケーキ入刀。シャンパンタワー。
新郎新婦が腕をクロスさせてシャンパンを飲む。
(↑これは風習らしい)
これが一気に進行する。日本みたいにだらだら
していない。全て終わったら自由解散☆


10時間はさすがに疲れた。。。
トゥイー姐さんも最後にはぐったりしていた。
私の「寂しい?」の問いに微かに笑い
黙って手をつないで帰った。


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2009/01/03

謹賀新年2009

Chúc mừng năm mới!!

明けましておめでとうございます。


実の妹から「あけおめ」でも「ことよろ」
でもなく、「がしょーん(谷啓?)」
メールがきて、初動揺してしまったpistaです☆


さて、こちらベトナムでは旧正月がメインなので
全然正月らしい風が吹いていないのですが、
寂しい人はカウントダウンパーティーに来なよ」
という、ベトナム人の彼女の勧めで
プレスクラブのカウントダウンに行って参りました。

で、こんなことになっていました。
右は同じクラスの日本人の子。
彼女はパーティグッズに大盛り上がり♪
二胡のお父さん先生の鼻で笛を吹く技を
習得するべく練習中。。。ってんなわけない。
グループ授業の最初に一緒だった韓国人の男の子。
楽しい子だったのに辞めちゃった。。。くすん。
ここにいた5人中4人が鼻になにかを詰めてます。
そんな感じで「だっふんだ」なダンスを披露しつつ
会場みんなでカウントダウン☆
「bảy7、sáu6、năm5。。。スリートゥーワン!」
ベトナム語で数字を逆からカウントしてたら途中で
英語になってしまったけど、
「2009年おめでとう!うひゃおう!!!」

「就職!」「新しい恋!」「出産!」
「子育て!(結婚もまだだろう)」などなど

新年の抱負を皆で叫んだ後、ホアンキエム湖のほとりに
花などが展示されていてキレイだということなので
人が一杯の街へくりだす。
やっぱりベトナム人の「きれい」の感覚って
わからないよね。。と友達と話し合いつつ
眺めてまわる。
でもđèn trời(上の写真)はきれいだと思う。
気球みたいな原理で空へ飛ばす提灯みたいなもの。
もともと田舎の方のもので、ほとんど廃れていたものを
ハノイの大学生が発掘して、ハノイで売ったら
これが人気が出たって代物らしい。
(ロマンチッカー・キエン談)

で。空にいくつものデン チョーイが浮かぶ様子は
オレンジの星が光ってるみたいでとてもキレイ☆

でも、キエンに言わせると
火事の原因の一つなので、私は好きではない」
らしい。(そらそうなんだけどさ。。。)


では、2009年も当おばかブログを
よろしくお願い致します♪


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