2008/05/22

宮廷古典劇トゥオンとはいかなるものか?

最近、舞台に立つ自分の夢をよくみる。
忘れていたが、私ってば女優だったんだわ。

ベトナムで舞台といえば
水上人形劇」しか見たことがなかったから
滞在中に何本か見ておきたい。

まず手始めに「古典劇」かなと思い、
旧市街ハンザ市場正面にあるホンハー劇場
tuồngトゥオンを観に行く☆
(事前にパンフレットをもらってきて
あらすじを辞書と首っ引きで読破する)
劇場前でアオザイすけすけ美女と記念撮影☆
そして、チケット(5万ドン:約350円)を
購入して中へ。
途中でトイレに行きたくなっては大変!と
まずはトイレへ向かう。女子便所の扉を開けて
びっくり。しきりなしで便座のみが3体
並んでいる。そこが女性用であることを
再度確認する。うーむ。。。
これまで汚い便所は我慢してきたが
しきりなしは未経験だ。

あれ?よく見ると奥に扉が。
なんだ〜♪個室もあるじゃん!と中に入り
扉を閉めようとして息が止まる。
扉の裏にタランチュラをちょっと細くして
灰色にしたようなデカイクモが。。。
そ〜っと立ち去る。しばし思案。
そこへ一人の女性が個室に入ろうと近づいてきた。
慌てて「それ。。。」とクモを指差すと
彼女は「ああ。大丈夫」とにっこり。

(そうか。でかいけど、あまり動かないのかも)と
思って、彼女が出るのを待つ。
そして、彼女が用を足し、扉を開けた瞬間!!
巨大グモがすごい勢いで私に向かって
走ってきた!ホラー映画かと思ったマジで。
すっげえ速いんだもん!
絹を切り裂くような女の悲鳴(私)
出てきた彼女は平然と「大丈夫だって」と
モップを取り、クモを退治し、私に微笑みかけると
何事もなかったように出て行った。
個室で用を足してる最中にあの速さだったら
事件になるとこだったぜ。。。
でも、私のせいでひとつの尊い命が奪われた。
ごめんね、クモさん。。。

肝心の観劇に戻る。
まず、観客が少なすぎる
平日の夕方5時からという時間帯のせいなのか
私を含めて5、6人しかいない。
前に友達が知人の芝居を観に行ったとき
観客が自分一人ということがあり、ものすっごく
気まずかったらしいが、それには及ばないものの
かなりの切なさがあった。
演者のがっかりした雰囲気が伝わってくる。
こちらも少しテンションが落ちる。

1.老人が若い美人妻を背負って。。。

10分くらいの演目。老人の顔部分は人形で、
女性が妻の顔役と老人の足役を演じる。
老人の台詞の時は扇子を口にあてて
声色を変えていた。
美人妻を見初めた、有権者の馬鹿息子が
言いよってくるが、老人が見事に彼を打ち負かす
みたいな話。
老人の顔と妻の足がかなりちゃちい感じの
作り物だが、本当に妻が老人に背負われている
ように見える。

2.フエ宮廷音楽

途中かなり奏者のテンポがずれた。
観客が少ないから、やる気がないのか?

3.獅子舞

獅子舞の愛と交尾と出産と育児のダンス

4.美女に変身した狐の悲話

修行を積んで力を持ち、人間に変身した狐が
愛する男に騙され、宝玉(力の源)を奪われ
狐に戻ってしまい、千年の修行の苦労が
水の泡になってしまったことを嘆く話。

最初、美女(狐)と男が戦ってるシーンから
始まるんだけど、中国拳法をかじっている
私としては、二人の動きがすごく奇麗で
見入ってしまった。
目の動かし方は歌舞伎に似ていた。
特に男性の指先の動きが見事で、日本舞踊のように
柔らかく繊細だった。

女性の方も狐に戻ってしまう時の演技に
鬼気迫るものがあり、それでいて物悲しく
身を乗り出してみてしまった。

5.フエの宮廷音楽

最初の音楽と違い、ダンバウ(一弦琴)やら
ダンチャイン(琴)、ダングイエット(月琴)
ダンニ(二胡)やらが出てきて聞き応えが
あった。
琴を弾く男性の顔が、ドランクドラゴン・塚地の
コントでの澄まし顔にひどく似ていて
気になって仕方なかった。

全部で1時間くらいの短い公演だった。

4番くらい見応えのある
芝居を1時間くらい見たいというのが率直な感想。

それにしても
たまたまなのか毎日なのか、あんなに客が少なくて
みんなお給料もらえてるのか心配になる☆

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2 件のコメント:

ちゅちゅろ さんのコメント...

先回ハノイに行ったとき、トゥオン見てみようと下調べしてたんですが、結局時間がなくて行けなかった…
おもしろそう。
次回、トイレは済ませて行ってみます!!

pista さんのコメント...

もっと人が入っていれば、面白さも増すと思うのですが、なんか微妙でしたね。。。
(^^;
今度見てみて感想聞かせてください♪