2008/04/17

オーバナイ?

前日と同じ店に行くのはなんだかあれなので
近所の店を開拓しようとぷらり。

「CHÁO」無理無理、夕飯に「粥」なんて。。。
「trứng vịt lộn」
お!ビッロン!(チュンは卵)
今度、小腹がすいたときに食べようっと♪

※知らない人のために注釈を加えると、
孵化前のアヒルのゆで卵
見た目はグロテスクだが、その肉の柔らかさと
香り高いゆで卵のハーモニーといったら!(誰?)
冗談抜きにうまい。

「ốc」おおお!「たにし」!うまそ〜♪

店の少年が「食べてってよ」と袖を引く。
だがしかし、腹が減っているおいらは
「米が食いたいのさ」と断る。

その後、行けども行けども「とうもろこし」
「パン」くらいしかない。

仕方ないのですごすごと「たにし」に戻る。

歩道にびっしり人が座っている。

「たにし」と「cá(魚)」魚の干物、
「 dưa chuột」きゅうりと焼酎を注文。
「 mực(いか)」あぶったいかは辞めておく。
水?酒?(ビールはない)と聞かれたが
このメニューで水はないだろうと
酒を注文。ペットボトルに入った焼酎らしき
酒が3種類ある。

透明のと薄く色のついたもの。。。
お姉さんが「これがthơm(香りがよい)よ」
と勧めたものにする。
ボトルの底には得体の知れない
もみがらのようなものが入っている。

前に犬肉とこの酒をしこたま飲んで
「上からも下からも」状態になったことが
脳裏をよぎったが、すぐにかき消した。

うまい。。。たにしにはヌォックチャム(たれ)
きゅうりにはmuối(塩)をつけて食べる。

これが全部でたったの2.4万ドン(約168円)
ふと見ると前のカップルの男が隣の女に
「内緒話をするから耳を貸せ」とうながす。
女は耳を寄せる。男はその耳に息を吹く。
「んも〜」女が軽く男をこづく。

なんたる古典!いやいや古風でええですのう。。。

私ってば、これから1年も操を守れるかしらん☆

つまつまつまつま、たにしをほじくりだしては
食べていると、次から次に人が話しかけてくる。

夜も23時を回ると店じまいのようで
電気が消される。そろそろ帰るかと思ってると
ホアンくん(26歳)に
オーバナイ?(over night)
日本語を話せる知り合いがいるから飲もうぜ」と。

彼の名前が保安(かなりこじつけ)だったのと
知り合いは大阪に住んでいた(東京じゃない)ことが
なんだか安心できる気がしてついて行く。

結局、日本語を話せるアインさんは酒が飲めず
アインさんの旦那さんとその友達と飲む。
どこだかよくわからない小屋で
これまたよくわからない焼酎を飲む。
アインさんの夫は父の若い頃に似ていて
私がそう言うと、さわやかに笑ってくれ
さらに安心した。

飲んでいるとどやどやと警察の制服を着た
団体が10人近く狭い店に入ってきて
飲み始めた。
công an(警察)。。。」ホアンがつぶやき
私を警察から一番遠い席に移動させた。

善良な日本人である私には
警察になんの気持ちも抱かないが
この明らかな空気の変化に、
(ここは社会主義国なんだな。。。)
と、改めて認識させられた。

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