2008/04/24

初めての蚊帳体験


TVでは見たことがあるが、実際に蚊帳の中で
寝るのは初めてだ。

家に蚊が多くて刺されまくっていたら
姐さんたちが蚊帳を勧めてくれた。
そして、カード紛失事件で弱ってる
私に旧市街で買うてくれた。

確か1万ドン(70円)だか
そんなもんで買えると言っていた。

蚊帳の四隅を吊る。
幸い、私のベッドの頭の部分の壁に
丁度いい具合にフックが二つついていた。
問題は足の方の二カ所だが。。。
壁が遠い上に、適当なひっかけがない。
天井も考えたが、3m以上あるので届かない。
おいおい考えるかと放置していたら
案の定次の日。

「蚊帳は吊ったの?」と姐さん。
「吊るすところがなくてさ〜。
今どうしようか考えてるよ♪」と私。
「。。。。。。(ためいき)」
ラン姐さんが隣の工具屋に入って行き
ビニールひもを借りてきて
「今から家に行って姐さんが吊ってあげる」

どこまでも世話になる私。

釘もネジもなにも持たずにひもだけで
大丈夫なのかしらと思い、見ていると
姐さんは部屋をぐるりと見渡し
左足方向の窓についている金具と
右足方向のドア付近にあるフックを
認めるや否や、素早い手つきで
その強度を確かめ、私の包丁でひもを
切るとさっさと蚊帳を吊ってしまった。

人にやらせておきながら
(これ、部屋を横切る時にひもが
邪魔じゃないかな。。。)とぼんやり
その解決策について思いをめぐらせていると
「起きたら、足の方のひもを外して
蚊帳を丸めて、頭側の方に引っ掛けなさい」
と、これまた見事な手つきで
私の疑念を吹き飛ばしてくれた。

その後、姐さんは
「PISTA、起きたら布団たたみなさいよ。」
と布団をたたみ
机の上の枯れたバラを指差し
「いつまでも置いておかない!
だから蚊が発生するのよ」と指摘し
「ゴミ箱と靴の置き位置」についても
忠告を残し、「これで家賃いくら?」
と聞いて、去って行った。

まさしく「おかん」

中で寝てみると
(素敵。。。まるでお姫様になったみたい。。。)
※間違っても、螢の墓は連想しない。

ありがとう!おかん!
。。。じゃなかった、姐さん!


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