2008/07/25

ベトナム映画のDVD購入


日本では限られた数のベトナム映画しか
観ることができないので、こちらに来たら
たくさん観てやろうと、そう思っていた。


映画館では(少なくとも私の知ってるところでは)
あまりベトナム映画はかかっていないようだ。
そもそもベトナム映画はあまり作られていない
のだろうか?
中国映画やハリウッド映画が主に上映されている。


そこでDVDを買ってみることにした。
全然聞き取れないのに無謀な気はしたが
友人に「簡単で面白い映画をおせえて」と
言ったところ、DVD屋さんの住所とオススメを
教えてくれた。


ハンバイ通り(チャンティエンプラザの前を
南北に通っている道)の33番地に
店はあるという。

目当ての店を目指して行くと、31番地の前で
少年に「DVD!DVD!」と客引きされ、
大通りからちょっと奥まった店に案内された。
買えさえすればどこでもいいので、
言われるままに店に入って行く。

そこは町の小さなビデオショップのような
(間違ってもTSUTAYAではない)
店の半分がエロビデで埋め尽くされている
ような店の雰囲気を醸し出している。
(エロビデは残念ながら置いていないようだ)

あれ?エロビデって言わないっけ?AV?
。。。まあ、それはいいか。


そこで私は2枚のDVDを購入した。

Áo Lụa Hà Đông
Áo 上着 、Lụa 絹、Hà Đôngは地名。
ハノイの西南あたりにある)

Dòng Máu Anh Hùng
Dòng 流れ、 Máu 血、Anh Hùng 人名?)
フンさんの血流?英語のタイトルが
反逆者だったので、そういう内容かと。

両方、ジャケットのカラーコピーの間に
明らかな海賊版DVDが挟まっている。

2枚で3万6千ドン(約250円)

ちゃんと見れるのか?という疑問をいだきつつ
持ち帰る。

まず「ゾン マウ アイン フン」を
PCに入れてみる。なんだか音が小さい。
英語の字幕はついているが、わからないので
ひとまず取り出し、
アオ ルア ハー ドン」から見ることにした。


結論からいうと、ほとんど聞き取れなかった。
でも、ベトナム語が全くわからない人が観ても
映像だけでほとんどわかる。
極貧で次から次へとかわいそうな出来事が起こる。
その悲惨さではなく、登場人物のひたむきな
愛情とか困難に立ち向かう姿に感動した。


ちょっとすごいなと思ったのは
主人公の女性がお金に困って、仕事を紹介して
もらうんだけど、その仕事ってのが
「ドアに開いた丸い穴に乳房だけを入れて、
ドアの向こうの車いすの爺さん
母乳を吸わせる」という。。。どんな仕事だよ!

「シクロ」を観た時にも思ったが
状況だけ聞くと「きもい」んだけど
きもい」「えろい」と思わせないテクニックが
ベトナム映画にはある気がする。
そして、そういうフェティシズムなお仕事(?)は
現実に存在するのか、監督の妄想なのかが
非常に気になる。

二胡もでてきますし、オススメです☆


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10 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

PISTAさん、ベトナム映画への出演はいつ頃ですか?
PISTAさんの感性なら、きっと合うでしょうね。
楽しみに待っています。

pista さんのコメント...

>カツさん
。。。出演ですか。。。(^^;
なかなか難しそうですね☆
どこにいけば出演できるのかもわかりません。

nihongoyaroo さんのコメント...

私はDVDは、こちらではもっぱら海賊版(違法コピー)ばかりです。
ほとんどハリウッド映画物ですが、先週1区で4枚買ったら一枚1万ドンなので「安い?」。やはり半分はMacのDVDプレイヤーが「壊れてます、スキップ中です」と表示する物だった。
コピーするなら、ちゃんとコピーして欲しいな。
映画を観るには、12インチのMacbookでは迫力がないので、別途モニターが欲しいと思っているのですが。ついでにテレビも視聴できるものが。

pista さんのコメント...

>nihonngoyarooさん
違法コピーでも、見れればなんでもいいんですけどね。。。(^^:
さすがに見れないのは切ないですね☆
こっちはすっごく暑いんですけど、ホーチミンはどうですか?

nihongoyaroo さんのコメント...

ホーチミンも暑いです。と言っても例年並みかどうかはわかりませんが。でも最近は雨が多くて昨日なんかは朝晩はすずしいですね。

pista さんのコメント...

>nihonngoyarooさん
そっちは年中暑いんですもんね。
ハノイは例年よりマシと聞きましたが、これで暑くないんだったら、いつもの夏はどのくらい暑いんだとぞっとしてます☆

匿名 さんのコメント...

「ゾン マウ アイン フン-The rebel(反逆)」ですが、私も「フンさん?」と思いました。が、「Anh英・Hung雄」ですな!
訳は「英雄の血流」とか、と思ったら、英語のタイトルのまま、日本の映画祭でちょびっと上映したらしいです。

「夏至」の監督も、意味も無く漢字で書くと
陳英雄、、、。映画のイメージが崩れるので、仏語流にhを発音しないトラン・アン・ユンの方が、オ・シャ・レ♪
by匿名一号

pista さんのコメント...

>匿名1号さん
ぎゃふん!英雄でしたか!?
フンさんだと思っちゃった(^^;
トラン・アン・ユンもおしゃれなままでいてほしい!
「ちん・ひでお」とは読みたくない!
あ。でも学生時代「英和辞典」を「ひでかず」と呼んでました☆

匿名 さんのコメント...

でも、ベトナム人にHungさん(同じ声調)って多いですよね。「やーいお前、名前負けしてんな~、アイン・フン!アイン・フン!」とか、いじめられたりするんですかね(妄想)。
by匿名一号

pista さんのコメント...

>匿名1号さん
そうですね。私の友達にもいますし、金の無心をしてきたベトナム人もHungだったし。
いじめられるかもしれませんね。
お!匿名1号さんも妄想族の仲間だったんですね♪