2008/09/19

中秋節の民族学博物館

9月14日は、日本では私の父の
誕生日だが(知らねえって?)
ベトナムでは旧暦の8月15日にあたり
テト(旧正月)の次に大事な節句、
Tết Trung Thu(中秋の節句)の日であった。

日本で中秋というと、おだんごを
供えて、満月を観賞する日というイメージだが、
ベトナムのテッ チュン トゥー
「こどもの日」だ。


中秋節の前日、私は一人、かねてより
気になっていた民族学博物館
行くことにした。
博物館は中秋節のイベントが行われており
子供連ればかりだった。
子供のためのゲームが盛りだくさん。
袋に入って、ぴょんぴょん跳ねながら
競争する子供たち。
前に、「外国の子供の遊びを紹介する本」を
読んだ時、いまいち理解できなかった
遊びを子供たちが一生懸命やっていた。
遊び歌に合わせて、ボールを放り投げて
落ちて来る前に、床に置いた箸を拾って
ボールをキャッチ。その都度、箸を拾う
本数は違う。
活字で読むのと、実際に見るのとでは
全然違う。とても楽しそう。

貝殻の表と裏を使って遊ぶ盤ゲームを
教わって、私もやってみた。結構
面白く、自分の貝殻が相手にひっくり
返されると、ちょっと悔しくて。ムキになって
やってしまった。

昔ながらの遊びって、単純だけど面白い。
ベトナムにはいたるところに、PCゲーム
の店がある。そんなところでピコピコ
やってないで、こういう遊びも
たまにはどうでしょう?

中秋節には月餅を食べる。中秋節が近づくと
どこの店にも月餅が積まれ、どこの家でも
月餅で客をもてなすと聞いた私は、
月餅が得意ではないため、節句前には
姐さん家に立ち寄らずにいたが、運悪く
節句後にも月餅は姐さんの家に居座っており、
「果物の砂糖づけとさきイカのようなものと
レモンの葉を刻んだもの、甘いソーセージなど」
の入った気色悪い月餅を食べる羽目になった。
月餅以外にも、白玉粉のようなもので
できたお菓子を食べる。
博物館でも子供たちが、魚の形の型に
生地を詰めて、せっせとお菓子をつくっていた。
そして中秋節には欠かせない電灯(?)づくり。
この節句では子供たちが、星形やら
恐竜型、魚型、ウサギ型。。。いろんな形の
電灯を手に、町に遊びに出る。
日本で言う提灯行列みたいなものだと
思っていたら、竹でつくった枠にセロファンを
貼って、ちょっと派手な電灯をつくる。
1mくらいの棒の先っちょにそれをつけて
頭の上にかざして持つ。
肝心の民族博物館もとても面白かった。
チャム族やらキン族やらモン族やらの
代表的な住居の展示。
軽く高所恐怖症の私には
この階段は怖い☆(特に降りる時)
民族酒のつぼ。もちろん中身はない。残念☆

この博物館はオススメ☆
それぞれの住居がとても特徴的で飽きない。
時間が足りなくて、全て見られなかったけど
また今度ゆっくり見にきたい。

最後に、一つの家の周りをぐるりと囲んでいた
木彫りの像。人間の一生を輪にしたものだと
思う。夫婦の営み。妊娠。出産。苦悩。。。
詳しい意味はわからないけど、そんなものを
表現した像が並んでいる。

ベトナム人たちは皆、はにかみながら
それでも、それはそれは嬉しそうに
この像と記念撮影を撮っていた。
夫に「あの部分がリアルすぎるから
ブログに載せるなら、モザイクをかけなさい」
と、モザイクをかけられてしまった。
リアルな実物を見たい人は
民族学博物館まで☆


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6 件のコメント:

お~ さんのコメント...

民俗(族?)学博物館はおもしろいですよねぇ~。
私もかれこれ、5回くらい言ってますかねぇ

因みに、あれは家ではなく『墓』ですよ。

pista さんのコメント...

>お〜さん
「dan toc hoc」だから「民族学」ですかね。
5回も行ったとは、マニアですね。。。

あの木彫りの「性交人形」のところですか?
あれ、墓なの!?どうりで小さいと思いました☆(^^;

匿名 さんのコメント...

中部高原(ザーライ省、コントゥム省)あたりの、ザーライ族の「葬儀用建造物」だそうです。お隣のカンボジア東北部にも、同じものがあるそうです。博物館に屋外展示されてたロングハウスもあるそう。(村の集会所として利用されてたんですねー。はっ、調べちまいました!)
この地域は昔から象っちを荷運び用に家畜として利用してたとのことで、面白そうですね♪
U・ω・U 匿名一号

pista さんのコメント...

>匿名1号さん
いつも思うのですが、その豊富な知識は
どこから仕入れているのですか?(^^;
あの木彫りは「輪廻転生」を表してるんですかね?
今度、あの博物館に行ったら、ガイドを買うことにします☆
ロングハウス。。。30m以上ありそうな長屋を
見ましたが、それはザーライ族だったかしら。。。
大家族が当たり前なので、廊下があって、寝室が
何個もあるとかなんとか説明には書いてあったけど。
象。。。やっぱり乗りたい!!!

匿名 さんのコメント...

ついつい、頼まれてもいないのにネットで調べちまうのですよ、、、。(趣味=調べ物)
pistaさんの言うとおり、人の一生や輪廻を表しているそうです。
一つの葬儀用建造物に、複数の人を埋葬するとのこと(多い時は40人くらいとか)。確かに一人にひとつじゃ、村はあの陽気な墓ばかりになってしまいますものね。

また調べ物ネタ、お願いします。
匿名一号

pista さんのコメント...

>匿名1号さん
おお!調べものが趣味☆
なるほど。。。あそこに何十人も埋葬されている
んですね☆
あの陽気な墓だらけの村。。。確かにちょっと嫌ですね。
でも、ホイアン郊外では、キングサイズのベッドみたいな
でかい墓が二つ並んでいて、両親の墓を
並べて建てるのが親孝行とガイドさんが
言っていた。。。
それこそ墓だらけになりそう。。。(^^;