2009/03/01

映画「インドシナ」の舞台、タムコック☆


「明日はハイフォンで魚貝だ!」と
いうことで、夫と盛り上がった翌日。

「やっぱりニンビンに行きたい」
と、夫が言い出した。

。。。。。。。別にいいけど☆

ニンビンはハノイから車で2時間ほど
南に向かったところにある。
ザップバットのバスターミナルに行き
300円かそこらの切符を買い
バスに乗り込む。

ニンビン市内自体にはなにもない。
そこから観光地であるタムコック(舟遊び)やら
ホアルー(寺院めぐり)やらケインガー(温泉)
に足を伸ばすのだ。
市内は駅前ですら大した店もなく、食べるものを
探してひたすら歩く。

とりあえず、駅前のクイーンミニホテルに宿をとる。
1室5ドルと言われたがちょっと狭かったので
ちょっと奮発(?)して10ドルの部屋に泊まる。
よくもないが、悪くはない。

じゃあタムコックに行こうっていうんで
バイクタクシーで15分、船着場へ。
一人6万ドン(約360円)だかのチケットを買って
舟に乗り込む。
女性と男性の二人組で舟を漕いでくれる。
カメラマンが近づいてきて写真を撮らせろと言う。
後で売りつけられることは分かっているが
計10枚。ポーズをとらされた。
岩山がぼこぼこ突き出た、ハロン湾のミニチュアの
ような景観。ハロン湾と違うのは岩山にやぎ
飛び跳ねてるということ。(↓白い二つの点がやぎ)
おまけに両岸では田植えがされていて、水田の中を
舟で進んでいくような不思議な感じ。
ボート漕ぎに疲れたら足で漕ぐ。
電極のついた2本の棒で電流を流して
魚を獲る。
洞窟も通る。
たまに物売りのボートが近づいてくるが
大したことはない。
それよりも、復路になるとボートを漕いでた
お姉さんが急に売り子に変身するのだ。
刺繍のされたテーブルクロス、Tシャツ、ハンカチ
なんかを次々に勧めてくる。
ボート漕ぎだけでは生活できないことを
アピールしてくる。

実は、行きのバスで財布をなくしていた私は
「金ない。7千円入った財布を落としてさ。。」と
いかに自分が困っているかを逆アピールした。
彼女の顔色が変わり、一番安い巾着を勧められた。
とりあえず一枚だけその巾着袋を買うと
それまでおとなしかったお姉さんは
「あんた!1年もベトナムに住んでるのに
なんでそんなに不注意なのよ!だめじゃない!」と
私に説教をし始めた。

おっしゃる通りでございます。。。
丁度一年前にも日本で財布をなくした私には
返す言葉もない。

ボートを降りると先のカメラマンが
写真を買えと迫ってくるが、
「財布をなくしたのでそんな余裕はない!」と
野次馬が集まってくる中、再びしょんぼりな
断り文句を繰り返す。
彼もカモにならないカモに愕然とした様子で
「。。。10万ドン(約600円)にしてやる」
と半額にしてきた。
夫がポケットの小銭を取り出し、
「こんだけしかねえ!5万にしろ!」と
やりかえす。


物売りに同情される観光客(カモ)
切ないっす。。。☆

おまけ。映画「インドシナ」のDVDを買ったが
映らなかった。。。


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