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ハイに「飲みに行こうぜ」と誘われ
Hang Buom通りのバーに連れて行かれた。
ガイドブック作りでお店巡りをしていた時
(壁に便座が飾ってある!何のオブジェだべ?
。。。くわばらくわばら)と田舎もんの私に
警戒心を抱かせた店だ。。。
夫の黄色のでかいパーカーを着た私は
明らかに場違い。
そうだった。ハイの遊び方は「路上でたにし」
「ビアホイ」「カフェでお茶」ではなく
「バーでジントニック」「水タバコ」「ビリヤード」
どちらかというと在住外国人が集まるような店に
行くのだ。
「質素で純朴」私の中のベトナム人のイメージ像を
会う度にことごとくぶちこわしてくれる。。。
でかい音楽、キラキラした照明の中、ださいけど
派手な洋服を着たベトナム人達が洋物の酒を飲む。
男女8人。いきなり始まる飲みゲーム。
「チュア バオ ゾー chưa bao giờ やろうぜ!」
chưa bao giờ+動詞:今まで〜したことない
お題を出す人が、例えば
「今まで海外旅行をしたことがない」と言うとする。
お題を出した人含め、海外旅行をしたことがある人は
飲まなくてはいけないというゲームだ。
ほとんど大学生の飲み会状態。(日本の)
まあ、王様ゲームが始まらないだけマシか☆
そしてお題はもちろんエロに偏る。
しかも私の想像を絶するかわいげのない内容だ。
「エレベーター内でいたしたことはない」
「同時に3人以上でいたしたことはない」
「ロシア人(?)といたしたことはない」
「既婚者といたしたことはない」
もちろん女の子は飲まないが、男子チームは
ばんばん飲んでいる。
あああ。。。ベトナム人のイメージが。。。
「外国人といたしたことはない」
。。。なにじろじろ見てんだよ?飲まないよ!?
ハイと私を交互に見ながら「あれ?」って
顔するのはやめろ!いたしてませんから!!
私がお題を出す番になったとき、試しに
「今まで、いたしたことがない」と言ってみたら
普通に女子全員が飲んだ。
男性陣は「つまらない質問だ」と言ったが
この質問の回答が私にとって一番衝撃だった。
「姉さん、ぼく彼女ができたよ♪
え?チュー!?まだ1ヶ月なのに
そんなことできないよ!」
と言った24歳の男の子の顔が
ふとよぎって消えた。
純情組と非純情組の差が激しすぎる。。。
注)おそらくまだ「純情組」が大多数です。
このゲームで「体位」と「自慰」という
新たな単語を取得したが、嬉しくない。
そんな彼らの中に昔日本に行ったことがあり
日本人の彼女がいたという男の子が
日本語が少しわかるというので(ほう)と
思ったが
「こんにちは」(うんうん♪)
「いただきます」(おお!知ってるね!)
「ごちそうさま」(ほほう!)
「チョコボールむかい」
。。。こら!どんな女とつきあっとったんじゃ!
おまけに帰り道、クオンの彼女が
「私に会った時なんで笑ったんですか?」
と詰め寄ってきた。
「1週間前に会った奴の彼女と違ったからです」
とも言えず、
「クオンみたいなブサイクにあなたみたいな
かわいい彼女がいたから驚いた」
と、それはそれで失礼な嘘を咄嗟につく。
きっと彼女は彼に女がたくさんいることなんて
気づいているよとハイは言ったけど
それでも嘘をつかなくちゃと思ってしまった。
こんなことでちょっと胸が痛い私は
まだ青いな。。。
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前にコメントで
「バインゴイ」と「ミーサオ」の作り方を
お尋ねいただいたhazeさんに。
すみません。遅くなりまして。
学校の先生(将軍)に聞いてみたんですけど、
それ。。。
「揚げぎょうざ」と「やきそば」の作り方では?
という程度の回答でした。
一応、ここに記しておきます☆
(参考にならないかもしれませんが)
<バインゴイ>
豚肉(脂身の少ないもの)のひき肉に
刻んだきくらげと塩こしょう、ヌォックマム、
少量の砂糖を加え、混ぜます。
(好みで他の野菜を入れてもいいそうです)
フライパンに油をひき、小麦粉を水でといたものを
薄く広げます。そこに先ほどの肉を片側半分に置き
ゆでうずら卵を半分に切ったものを乗せ
頃合いを見て、肉が乗っていない方を折り畳んで
餃子型にする。
つけダレは
ヌォックマム、ライム、きざんだとうがらし、
にんにく、砂糖、水を混ぜてつくります。
きゅうりやレタスなどの生野菜と一緒に
食べましょう☆
<ミーサオ>
牛肉をしょうが、にんにくと炒め、砂糖、
ヌォックマム、こしょうで味をつけます。
一度皿によけ、タマネギ、にんじん、その他
お好みの野菜と軽くゆでたインスタント麺を
炒め、そこにさきほどの肉を加えて
さっと炒めるとできあがり☆
私が思うに、ヌォックマムと香草の類いが
ベトナム料理らしさを醸し出すスパイスに
なっていると思いますので、いろいろ混ぜて、思い出の味を再現してみて下さい。
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ベトナムの素晴らしさを紹介していこうと
始めたこのブログも1年が経った。
おしゃれなカフェや雑貨などを紹介したかったが
やはりどこにいようとも「おっさん的性格」は
変わらないようで、
「洒落た店を知りたいなら他所をあたってくれ!
ここはどぶろくしか置いてないんだ」的な
ベトナム紹介ブログになってしまった。。。
留学生活ももうすぐ1年。
夫と約束した期限が迫ってきたのと
さすがに1年離れてると日本が恋しいのとで
今月末、帰国することにした。
はてさて。帰国に際して思うところはというと
たった1年で「ベトナムを指南する」なぞ不可能。
知人の言葉を借りるなら、文化にせよ、言葉にせよ
全くもって「越南至難」
ん?ベトナム語ペラペラに?
。。。なってるわけないじゃん!!!
ひらきなおりと言われようと難しいものは難しい。
というわけで、私に会っても
「ベトナム語話してみて!」と言わないでね。
だって、こないだ将軍に
「発音がレベルAに戻ってる」
って言われたんだも〜ん♪
レベルCを終え、巣立って行くかわいい教え子に
最後まで厳しいお言葉をどうもありがとう☆
。。。台所で人目を忍んで泣きます。
冗談はさておき、ベトナム語において
発音の正確さは三度の飯より大事。
「どんなにぺらぺらに話せても、
いや、逆に現地人並みの速度と言い回しで話せると
発音がめちゃくちゃなのは致命傷。
癖がついちゃってて直しにくいのと
話せるというプライドがあるので、
今更発音を勉強し直せない。」
とは、ベトナム人の友人の言葉。
以前、クラスメートの韓国人が
「メールでは声調も母音についてる記号も
なにもなくてもわかるんだから
俺のベトナム語は絶対通じる!!!」と
豪語し、クラス全員から
「実際、わかんねえし!!」
「せめて声調だけでも正しく覚えろ!」と
総攻撃をくらっていた。
普段から発音ばかり気にして
しゃべり出せない私からすると
その強気が自分に足りないところなのかもと
ひそかに彼の強気な姿勢がうらやましくも
感じられたが、見習うべきところは
その強気のみ。
語彙が増え、それらしい話し方を覚えても
再度ぶつかる発音の壁。。。
「俺の本気に火をつけた女はお前が初めてだ。
それでこそ、落としがいがあるってもんだぜ。」
生まれもった特別な才能でもない限り
全てのことは「継続が命」精進します☆
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去年の年末。
私の胃痛の種の一人だったハイ。
前から交換してたPCにメールをくれて
いたずら好きで助平だが、常識のない
とんでもないバカではないことがわかり、
普通にメル友になってた。
そしたらこないだ平日の朝。ハイの同僚で
一緒に魚貝を食べたミン兄貴から電話がきた。
「今から遊ぼうぜ!」
。。。おいおい。仕事はどうした?
カフェやビアホイで昼間からスーツで
酒飲んでるおっちゃんが普通にいる
ベトナムだから、ありなんだろうが。。。
昼間だし、どうせカフェでお茶だろうと
午後の授業が始まるまでという約束で
OKした。
ミン兄貴とその女友達とハイと私を
乗せた車は旧市街を抜け、途中で缶ビールと
大量のお菓子が仲間に加わり、なぜか
ホン河を越え、ザーラム地区へ。。。
「あのぉ。。。一体どこへ遊びに?」
「ピクニックだよ♪」。。。はい?
車が着いたのは、一軒の高床式住居。
そして長髪ワンレンで細身の怪しい男性。
「この人は。。?」
「ハノイで有名な芸術家だよ♪」。。はい?
彼の名は「Khanh(カイン)」
彼の庭には空を見上げるたくさんの人型オブジェ。
井戸や木の上に隠れ家的な小屋(?)
登ってみたけど、どちらもめっちゃ怖い☆
庭に立てられたぶっとい柱をふと見上げると
男性の生殖器官。。。(高さ約10m)
隣りの家の壁一面に描かれた熱帯植物の
ようなものもよく見ると女性の。。。
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
ちょっと芸術的な珍宝館かっ!!!
そう。彼の作品の全ては「性」がテーマなのだ。
高床式住居の床下は彼のギャラリー。
性的な匂いのする絵画の数々。
男女が散歩してる一見プラトニックな絵もあり
ほっとしていたら、作品中の壁に
「ここでセックスするな」と書かれている。
意味がわかるかと問われ
「公共の場所でしてはいけない。。でしょ?」
と優等生的に返すと
「違う!するなと言われるとしたくなる!
。。。そうだろ?(にやり)」。。。あっそ。
その後、5人で宴会。
カイン氏は「エロスの素晴らしさ」を熱く語る。
別に性的行いが大好き!というわけではなく
「俺が大統領だったら都市名を『尻』とか
エロスを感じさせるものに変える」だとか
「美しくて清潔な小川をつくり
そこで男女を全裸で遊ばせたい」だとか
挙げ句「君たち、ビールの口移しを
ぼくに見せてくれないか?男女のそういう姿は
非常にセクシーだ!!!」と真剣にのたまう。
(そんな彼は元・公安)
にやにやしながらビールを口に含むハイ。
拳の準備をする私。
なんなんだ!この世界は!!
しかも「1年もいて、ベトナムに恋人が
いないのか?あと1ヶ月ある!やるんだ!
なに?浮気はできない?してもみないで
なんでわかるんだ!してから言え!」
と説教をかまされた☆。。。ふっ。
余談だが全く同じセリフを男性の友人にぶつけ
(浮気ではなく風俗だったが)
後日「お前のせいで穢れた!」と泣きながら
詰め寄られたことがある。
挑発に乗る乗らないは自己責任なのです。
授業は結局行けず、昼間から酒とエロ。
「最近どうよ?」
「chìm đắm trong tửu sắc」
「酒と色に溺れてるよ♪」
(chìm đắm 溺れる、trong 〜の中に
tửu 酒、sắc 色)
そんなの嫌ぁぁぁぁぁ!!
クラスメートで考古学を勉強しにきてる
フランス人のポールに話したら
「あ。俺も会ったことある!」と。
一応、本当に有名人なのか?
カイン氏のHPはコチラ
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二胡レッスン(32回目)
「ラブユー東京」
私の頭の中では確実に
「貧乏〜貧乏〜涙のびぃんぼぉ〜♪」と
流れます。
でもこれ、結構難しい☆
二胡レッスン(33回目)
旧正月の3日だったので
お父さん先生に「おとしだま」を渡す。
ベトナムでは子供とお年寄りに
「おとしだま」を渡すのだ。
先生に「そんな年じゃねえ!!」と言われたら
どうしようかと思ったけど、お父さん先生は
嬉しそうに受け取ってくれた。
ちなみに年齢を尋ねると「70歳」とのこと。
おとしだまは「下は10歳まで上は60歳から」
入れる金額は大体田舎で1万ドン(約60円)
都市部で2万ドンだそうな。
二胡レッスン(34回目)
前回、前々回と「若先生家族」がいなかったので
(奥さんと子供と旅行にでも行ったのだろう)と
余裕ぶちかましてた。。。
この日、私は夫をつれてレッスンに行った。
すると部屋に「若先生」がいた。
振り向いて夫を見た若先生は明らかに
ひきつった
その後、怯えたような表情で夫の顔を
見続けること30秒間。
(ええっ!?その顔はなに!?)
予想外の若先生のリアクションに釘付け。
「メイクラブしようよ」というメールの数々を
送ってしまったことが、余程やましかったのか
テキ屋のような私の夫が怖かったのか。。。
あとで夫に尋ねると、若先生が一瞬ぴくっと
ひきつったのを見て
(こいつか。。。)
と思ったらしい。
夫はにこやかに笑っていたらしいが、その殺気が
若先生に伝わったのだろうか。。。
いや、でもそんなに怯えんでも。。。
その後、ベトナム南部の歌謡曲を習うも
練習してる私の視界の隅に
夫にタバコを勧め、夫のタバコに火をつける
若先生の姿が。。。
うわああああああ!!!気になるぅぅぅ!!
。。。素敵な「若先生像」が音を立てて崩れた☆
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