2009/11/21

中途半端に越南ミュージックシーンに触れてみる


日本ではなにをしていたんだっけ?と
不思議になるほど夜が長い。

TVの調子が悪く、NHK worldやCNNが
映らなくなってしまったの

音楽チャンネルをよく見るようになった。

そこで気になるのは、ベトナムのビデオクリップ
には、やたらとストーリー性があることだ。
むやみにドラマ仕立てで、クライマックスは
ドラマチックに演出したいのかなんなのか
曲を一時停止させることもある。
いいのか?それで。

ストーリーが気になって、もはや音楽どころではない。

私が最近気になるビデオクリップはコチラ

歌のタイトルは「Lời Thú Tội Ngọt Ngào」

(Lời:言葉、Thú Tội:自供する、自白する
Ngọt Ngào:言葉巧みに)

調子のいい自白?そんな言葉にダマされないわよ?
。。。両手をついて謝ったって許してあげない♪?

とにかく、ストーリーが作り込まれているのだ。

「恋人が鼻血を出して倒れ、帰らぬ人となり
泣き崩れる男性」というパターンも何度か見たが、
「重い病気=鼻血」が今、人気なのだろうか?
その前に、ビデオクリップでかわいらしい女性が
鼻血を垂らしているのはありなのだろうか?


もちろん「日本海を背負って歌っている大御所」的な
普通(?)のビデオクリップもある。


突っ込みどころが多いのはビデオクリップばかり
ではない。

前に見た音楽番組(?)では、司会者が視聴者から
寄せられた手紙を読んだあとに音楽が流れるのだが
ビデオクリップの下の方に、延々

「別れても、Mを愛してる!」
「俺が間違ってた。Sを忘れられない」
「ずっと傍にいてほしかった。。。」
「お母さん、どうしていなくなったの?
頑張って勉強するから戻ってきて!」

などなど、視聴者からの重いメッセージが
流れ続けている。

以前、神社でふと、他の人の下げた絵馬を見ると

「あの人が無事にお勤めを終えて
戻って来れますように」

というお願いがしたためられており
自分の浮かれたお願いなどどうでもよくなった
覚えがあるが、そこまで重くないにせよ
彼らの切実なメッセージの前では楽しく音楽を
聞く気分は消し飛んでしまう。


純粋にベトナムミュージックを楽しみたいなら
ZING mp3がいいのではないかと思う。
ZING KARAOKEではカラオケも楽しめる。


よし!Đàm Vĩnh Hưng(渋声の男性歌手。
売れているらしい)でも覚えるか!


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