お忘れの方もおいでかもしれないが、このベトナム滞在の
目的は「語学留学」
だが、学習期間も内容もほとんど自分次第という学校で
卒業証明なんてものはなく、1年の勉強の成果を
形にするには、学力テストを受けて、成績証明書を
もらうしかないわけで。
というわけで、テスト2週間前から猛勉強。
友達からは「もしだめでも、一年は無駄じゃないよ!
たくさん友達できたじゃん♪」と森田健作ばりの熱い
セリフをいただいたが、落第はきつい。
即仕事に必要なわけでもないし、紙切れ一枚どうってこと
ないんだけど、あまりにひどい成績だとさすがにね。
10年前に取得した某国家資格すら今では履歴書のにぎやかしの
一つでしかないので、そんなものだと言ってしまえば
それまでだが、それはこの際置いておこう☆
めっちゃビビリでちょっとした試験でも
ちびりそうになってしまう私。
本当はレベルBを修了したときテストを受け、
慣らしておけばよかったのだが、例のごとく将軍が
「テストには100ドルかかるのよ!
レベルCが終わった時でいいわよ!」と言うもんで
それならばとあきらめた。
でも実際は
テスト18ドル。(個人授業3時間分)
紙っぺらの証明書は+10ドル。(忘れたけど確か)
赤い表紙付きの立派な証明書にすると+30ドル位。
。。。。。適当にもほどがあります。
よく調べなかった私にも責任があるとして
過去のことはほじくりかえさないておきましょう。
で、肝心の今回の試験。
テスト前から「当日は担任の先生がついて
答えを教えてくれる」と噂があり
実際将軍からも「いつ受けるんだ!?
私が監督するから心配するな!!!」と言われていた。
しかし当日、「え?今日だっけ?用事あるから無理」
。。。却ってよかったといえばよかったんだけど、
胸にしこりがのこるのはなんでだろう?
まじめに将軍とつきあってると、心臓に結石が
できそうだ。
結局、主任のチン先生が監督についてくれた。
彼はとてもいい人なのだが無愛想なので怖い。
まずはヒアリング。チン先生はゆっくり読んでくれたが
緊張のあまり、内容が一つも入ってこない。
もう一度繰り返してもらうもやはり右から左。
頭の中はエンドレスで
(あああああああどうしよどうしよ)のみが
繰り返されている。
仕方がないので想像で答えを書いていると
目の前で彼は他の生徒のテストの採点をしだした。
ものすごく気が散る上に、10点中9点以上をはじきだす
優秀な学生の答案で、テスト真っ最中からすでにへこむ。
あれはなんの罠だったんだろうか?
次に読解と作文。テスト用紙を配ってしばらくすると
チン先生は退席していった。
作文は苦手。ブログは書きたいことがあるから書けるけど
お題を出されてとっさにすらすらと書けるような
器用さは持ち合わせていない。
散々考えあぐねて10行にも満たないくらいの
しょっぱい文章で提出した。
最後にチン先生が戻ってきて、スピーキングのテスト。
テストっていっても、先生と世間話してる程度の会話。
多少ほっとして気が緩みつつも、頭の中は多々の反省事項が
うずまき、うつろな状態で話している。
そのとき、先生が夫の職業について尋ねてきた。
「ようわからんけど、パソコン(máy tính マイティン)の
仕事しとるみたいですわ」と言おうとして口を滑らせ
「マイティン」を「ラムティン(làm tình):性交する」
と言ってしまった。
。。。わしの夫は男娼かいっ!!!
ティンは一緒だけど、声調が全く違うのに
なぜ間違えたのか、未だにわからない。。。自己嫌悪。
幸い、チン先生は聞こえなかったらしい。と、思いたい。
なんだかんだ散々だったが、なんとか合格☆
それにしても、あんなにダメだった作文が7割とれてる
ってことは、「作文は文章が短くても面白くなくても
間違ってなければ、そこそことれる」という噂は
本当なのかもしれない。
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