久しぶりにベトナム人家族とディープな
おつきあいをすることになってしまった。
うちの近所にホア姐さんという人がいるんだが
この人が大のおしゃべり好きで子供好き。
私が息子を連れて歩いていると
必ず手招きして自分の家に連れ去ってしまう。
そんなホア姐さんの家にお邪魔して
いつものように、出されたザボンをしゃぶりながら
ブオンズアレーしていたら
ホア姐さんの旦那の妹(ゴックさん)がやってきた。
姐さんは私を「日本人だぜ♪」と自慢げに紹介した。
すると、ゴック姐さんの目はきらきらと輝き
「うちに高校生の息子がいるんだけど
日本に留学させるにはどうしたらいい?」と
質問してきた。
私は毎年日本大使館で行われている
留学生選抜試験について教えた。
この試験に受かれば、学費も生活費もほとんど
日本政府持ちで留学できるのだ。
私が「一番肝心なのは学業が優秀なこと。
次に日本で学びたいことが明確であること。
そして、日本語か英語がある程度わかることが
必要である。」と言うと、ゴック姐さんは
「。。うちの子に日本語を教えてつかあさい!」と。
彼女の勢いに押されて
「別にいいっすよ。」
(自分のベトナム語の勉強になるしいいか)と
安請け合いしてしまったが最後。
彼女はその場で息子に電話をかけ
「日本語の先生がいるんだよ!
え?。。。嘘ついてどうすんだよ!
ほんとだって!!!
あんた、勉強するよね!?するだろ!?」と。
電話を終えて
「来週からお願いします」と微笑む彼女。
「息子さんがあまり乗り気ではないようですが。。。」
「超、望んでます!!!」
家庭教師決定。。。
翌日、携帯にTELがあり
「pista〜♪お話したいんだけど〜♪」
「仕事中なのでメッセージにしてくれ」と言うと
細切れに何度も送られてくる自己紹介メール。。。
子供は高2と高3の息子が2人。
旦那は53歳で元公安。
自分は43歳。
などなど。
夫が退職してて、息子を日本留学させようなんて
超・金持ちベトナム人!
「pista家族をうちに招待したいんだけど
日曜大丈夫〜?」
「はい。。。伺わせていただきます。」
(つづく)
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2 件のコメント:
わー、ベトナムっぽい話ですね。次の展開がとても楽しみです。教えに行っても時間どおりに始まらなかったり、今日は都合が悪いからとドタキャンされたり、いろいろありますからね。もし試験に落ちても、私費留学させたから日本での身元引受人になってくれっていうのもありましたね。続きを期待しています。
>ベトナム語講座元同級生さん
これから起こるであろうネタを
ほとんど書き尽くしましたね(笑)
一番面白くないのは、1,2回教えて
フェードアウト。(^^;
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