2011/02/12
看護士に文化の違いを見せつける妊婦
(前回からのつづき)
診察中に破水し、急に入院が決まった私は
混乱していた。
また、がっかりもしていた。
(なんか順番が違う。。。)
これは夫から言わせると
「夜中に陣痛が激しくなってタクシーで、
なんてことになったら大変だろ!
俺タクシー呼べないし!
それに家で破水しなくてよかったじゃないか!
こういうのはツイてるっていうんだ!」
(そういうのは面白みが足りないって
いうんだ!)
確かに、すごく痛いと思っても「まだ」だと
一度家に帰されるらしいから、
よかったのかもしれない☆
入院が決まり、部屋に通され
「泡立つヨードチンキ」で身体を洗い
入院着に着替える。
18時に入院が決まったので
夕飯のメニューを渡される。
運ばれてきたベトナム風洋食を食べながら
おかんと電話で話していたら
「pistaも破水から始まって入院になって
次の日の朝に生まれたわよ」
なんて言うもんだから
のんきに構えていたら、電話中に再度
じょばーっと大量破水。
うわああああああああああああああ。
「rỉ nước ối!ジーィ ヌオック オイ!破水じゃあ!」
よれよれの子鹿に逆戻り。
看護士さんが飛んできて、いろんな検査を
されたあと、
「点滴して陣痛促進剤射つから」と。
陣痛には徐々に来ていただきたかったので
このとき、私は不信感全開モードに陥った。
(そんな不自然なものは射ちたくない!
陣痛、待つの!まぁつぅのぉぉぉぉぉ!!
。。。はっ!きっとここの人達は
夜中や明け方にお産が始まるよりも
さっさと済ませてしまえって魂胆なんだわ!
。。。はっ!そもそも診察中の破水も
夜中に駆け込まれるよりもいいと思って
ドクターが故意に突っついたのかもしれない!)
妄想モードも全開。
駄々をこねまくっていたら、ドクターが現れ
「赤ちゃんの安全のためよ」と言われ
あっさり承諾。
以前、海外出産経験者の方々とお食事をした際
「ここは日本とは違う。できないこともある。
自然分娩にこだわりすぎて亡くなった方もいる。
赤ちゃんと自分の安全を第一に考えて」
と言われたことを思い出したのだ。
そして点滴が始まり、陣痛を待つ。
またもや看護士さんがやってきて
「脊椎に麻酔射ちましょう」と。
(パッケージ外。別途150USD)
日本では陣痛の痛みを根性で乗り切ることが
普通だが、外国では無痛分娩が一般的らしい。
※無痛分娩といっても、全くの無痛ではなく
何割か痛みが軽減される。
もちろん、日本人の誇りでもってお断りしたら
「はぁぁぁぁ!?超痛いんだよ!?」
(外人がまたごねだしたよ。。。)と
彼女の顔には書いてある。
その後も看護士が入れ替わり立ち代わり
やってきて、説得される。
彼女たちには、痛みを取る方法があるのに
なぜ好き好んで痛みに耐えようとするのか
意味がわからないらしい。
むしろ変態だと思われたかもしれない。
つっぱね続けていたら、一人の看護士が
書類を持ってやってきて
「(麻酔をうけることに)同意しないに
丸をして、サインして」と。
そうこうしているうちにじわじわと
腹が痛くなってきた。
(またつづく)
コメントもしくは下のバナーをクリックいただけると
元気が出ます☆
登録:
コメントの投稿 (Atom)
4 件のコメント:
Happy valentines day friend
welcome too
nice week
>Lalique
Thank you!
Happy valentine's day♪
遅ればせながらご出産おめでとうございます。そしてお疲れ様でした!
私も初産は破水からスタートで、陣痛がなかなかつきませんでした。普通に陣痛から始まるよりも大変だったのではとお察しします。
私は自然分娩も無痛分娩も経験しましたが、大した違いはなかったです。お酒が強い人は麻酔が効きにくいんだそうです。
>piyomaruさん
コメントいただきましたが
削除されてしまったのでしょうか?
メールでコメントは読みました。
ありがとうございます♪
>お酒の強い人は麻酔がききにくい。
じゃあ、無痛分娩にしてもあまり
変わらなかったのかも(^^;
コメントを投稿