2009/02/14
しつこくバインチュンの話
この丸太型のものも四角のものも
中身は同じなのでどちらも「バインチュン」だと
思っていたけど、こないだ将軍から
「丸太型はBánh Tétで、主に南部でつくられる」
と教わった。
ちなみにTétとTết(旧正月)は違います。
そういやバインテッは包丁では切りにくいので
竹紐を細く裂いて巻き付けて切りなさいと
萌え先生に教わった。。。
Tétには「糸で切る」という意味がある。
おお〜!Thảo nào ターオ ナーオ(なるほど)!
私はこのバインチュンとバインテッしか
食べていないが、正月にはもう一つ
Bánh dầyという餅があるらしい。
円盤形で直径10センチくらいでgìo(ゾー;豚肉
や馬肉でできたハムのようなもの)を
サンドイッチして食べるらしい。
バインザイとバインチュンはなぜ正月に
作られるようになったのか。
昔昔、ベトナムのフン王の時代。
フン何世だかはわからないけど、あるフン王が
正月、自分の大勢の息子たちに先祖へのお供え物を
持ってくるよう命じた。
その中に一人、頭もよくて性格もいいんだけど、
貧乏って息子がいた。
多くの兄さんたちが豪華な贈り物をする中
餅米しか持たなかった彼は「天」と「地」を
模した「バインザイ」と「バインチュン」を
作ったそうな。
それが父親のお気に召して、彼は次期フン王と
なったそうな。
それからベトナムではこの二つの餅米料理が
正月に作られるようになったとさ。
めでたしめでたし。とっぴんぱらりのぷう☆
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