2012/03/22
録音スタジオ初体験
ベトナム語学習用CDの録音に行く。
今度出版する本は基本的には『越南指南』。
その中で、ベトナム語では
こういうシチュエーションの時こう言うぜ!
みたいなことを紹介したりなんぞして。
なので、ベトナム語CD付き。
出版社から渡されたボイスレコーダー。
「静かなところでやればほとんど雑音入りませんよ」
なんて言われたけれども。。。
ハノイに静かな場所なんてねえよ!!!
というわけで、ベトナム人に促されて
スタジオ探し。
「Ba Trieu辺りにある」とか
「広告はよく見る」とか不確かな情報ばかり。
そんな中、声の出演をお願いしたThinhさんが
「TV局で勤めてる友達の紹介で
スタジオ見つかりました!」
TV局!ステキ!!!
私、レコーディングスタジオデビュー☆
そして迎えた録音当日。
住所地に行ってみると。。。
。。。あれ?集合住宅?スタジオは?
いやいや。アパートの1室をスタジオにしてる
ことだって日本でもあるさ!
「おじゃましまーす」
。。。ふ、布団!?機材らしきものはあるけど。
今日、録音してくれるQuangさんでーす♪
「え?あの奥っすか?」
あるじゃーん♪防音室みたいなやつ!!
ちゃんとマイクも♪(当たり前か)
というわけで、録音スタート♪
今回のCDは「日本語訳→ベトナム語」ってな風に
なってるんだけど、Quangさんが
「二人で同時に録音するのは大変かも」と。
なんか声のトーンに差が出るからだとか。
「まず、日本語だけを先に録音してしまって、
それを聞きながらベトナム語を入れていけば?」と。
「それだと時間かかるんじゃないの?」
「二人でやってみて、いけたらそれでいこうよ!」
ってことで、まずはテスト。
なんとかいけそうなので、本番。
まずは「初めのあいさつ」から。
出版社の用意したセリフが、まさかの
自己紹介スタート!!!
どんな学習用CDやねん。。。
「Xin chao cac ban !
こんにちは。伊藤宏美です♪。。。」
って、どうでもいいよ!!!
ごめんなさい。私のセンスじゃないの。。しくしく。
なんか、あんまり物音立てちゃいけないと思うと
緊張しちゃって、大変!!!
(Thinhさんも緊張のあまり
「つばめ(唾)がでます!」と。。。)
そんな彼女に恥ずかしいセリフも言わせてしまった。
(『Hな言葉』の章があるもので。。。)
そんなこんなで、4時間!!!
80分のCDだから、2、3時間で終わると思ったが
甘かったわ〜。
でも、ボイスレコーダーでやるより絶対に楽!
あとは、Quangさんの編集待ち。
一日で仕上げてくれるそう。
気になるお値段は。。。編集込みで
1万円いかないくらい。。。安っ!!!
はてさて、どんな風に仕上がってることやら。。。
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元気が出ます☆
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6 件のコメント:
ベトナム語のCD付きって、かなり本格的じゃないですか!
『こんな時こう言うぜ!』ってのは良いですな。
私も中国に行った時、その手の本を購入しましたが、発音が通じずトイレを探すのも一苦労しました。
CDなら耳で覚えられますね♪
バックミュージックは勿論pista氏の二胡演奏ですよね(二ヤリ)
どんな本になるのか今から楽しみです。
おぉ~!
本を出すなんて、スゴイ!
それにしても、そのスタジオ、
布団なんかひいてあって、
怪しげですなぁ~(笑)
>のりすけさん
本格的でしょ?
たまに「そんなときそんなこと
言わねえよ!」ってつっこみたくなる
セリフも入ってますが。。。(^^;
バックミュージックに二胡。。。
学習の妨げになること、
この上ないですね☆
>Keiichiさん
素人なのに出しちゃいます(^^;
そしてまた、布団の色が。。(笑)
ベトナム語のよい教材が少ないなか、新たな出版は歓迎ですが、CD録音の読み手が???と思うようではちょっと期待薄かなぁ。
ところで、僕は東京在住です。
ハノイには1981年から住んでいました。
>Gen Kitagawaさん
はじめまして☆
私が「こんな教材がほしかった!」と
思えるような本にしましたので
少しマニアックかもしれません(^^;
30年前のハノイは今と全然様子が
違うでしょうね。
そんなハノイ大先輩にも読んで
いただけたら光栄です。
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