ベトナム人と約束すると、大抵
時間を守らない。
「12時くらいに行くね」と言われると
わたしなどは「12時15分まで」だと思うのだが
「12時50分」に来たりする。
どうやら「12時」といえば「12時台」で
OKなようだ。
さて、郵便局のおっちゃんである。
9時と言えば早くても9時10分だろうと
のんびり朝食をとっていたら
8時40分に迎えに来おった。。。
(早く来すぎても迷惑だろうという
気の使い方もベトナム人にはない)
急いでかっこみ、おっさんのバイクの後ろに跨がる。
ぶいーんと5分。9時前には郵便局についた。
フオンさんの姿はなかったが、私の荷物ちゃんたちは
ちゃんとそこにあった。
早速、白眼鏡のおねえさんが計量してくれる。
「29kg。。。24kg。。。」
間違えのないように私もメモをとる。
計量が済むと、今度は送料の計算。
電卓をぱちぱちはじいて計算してくれた。
私「あれ?これ。。。150万超えてるけど。。。
前に計算してもらった時は最大30kgでも
138万くらいだったはず。。。」
白「ああ。普通でよければ138万だけど
phát nhanh(速達)にすると、この値段なの」
私「それにすると、3ヶ月より早く届くの?」
白「3ヶ月は同じ。でも、荷物が日本についてから
手元に届くまでが早いの」
なるほど〜。ではそれつけておくんなまし☆
白眼鏡は後ろのデスクの上司と思われる女性と
なにやらやりとりし、戻って来ると
金額が大幅に下がっている。
私「いやいや。なんで金額下がってるの。
ファッニャイン(速達)つけてよ」
白「計算しなおしました」
。。。どうやら、上司が計算しなおしたらしい。
ベトナム人は計算が弱い!!!
そんでもって白眼鏡!「計算しなおした」ではなく
「計算間違ってました」だろうよ!
ベトナム人は自分の非を認めない!!
まあいいや。昨日フオンさんに渡した伝票出して!
さっさと終わらせましょうや。
白眼鏡が伝票を探しているが、見つからない。
白「たぶん、フオンさんが持ってるわ。
明日また来て」
私(明日!?
明日また!?
あほか!!わしゃ忙しいんじゃ!!)
そこでデスクのおねえさんが
「明日じゃないでしょ!
フオンさんに電話して確認して!」と
私の代わりにつっこみをいれてくれなければ
カウンターを飛び越えて、白眼鏡に鉄拳を
お見舞いしていたかもしらぬ。
そして待つこと5分。
重役出勤してきたフオンさんがひとこと。
「あら〜、時間ぴったりに来たの?早いわね!」
おまけに
「どうやって来たの?」
自分で「おっさんを寄越す」と言ったことを
完全に忘れている。
その後、気になっていたことを質問する。
「伝票の『荷物の価値』のところわかんなくて
書いてないんだけど、どうやって書けばいいの?」
白「いい、いい。書かなくて。
古着とかでしょ?」
フ「全部まとめて
『hành lý về nước ハイン リー ヴェー ヌオッ
(帰国荷物)』って書いときゃいいわよ」あ。なるほど。
ベトナムの各種手続き書類は記入欄が多いのに
「いいよ、そこ書かなくて」
「適当にこんな感じで書いときゃいいよ」
と、結構ゆるい 。
そんな感じで無事に手続きを終えて帰って来た。
なんかいろいろ時間はかかったけど
これほどまでに「THE・ベトナム人」
盛りだくさんだと楽しくなる。
今回「超ベトナム人」と思うところを大文字にして
おきました。
次回の「ベトナム検定」でもしかしたら
出題されるかもしれませぬ。
要チェックですぞ♪
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元気が出ます☆
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