2011/12/08
ベトナムの子供はアレルギー知らず!?
「ベトナムで赤ちゃん育てたら
(不衛生だから)免疫力高まりそうだよね」
と、よく言われる。
元々丈夫なのか、住環境のせいかはわからないが
確かに息子は今まで鼻風邪程度の病気にしか
かかったことがない。
赤子を家畜と共に育てると免疫力がアップし
アレルギーになりにくい(参照)と聞くが
うちは市場の奥にあるので、いつも動物の糞尿に
さらされているようなもんである。
動物園になどそう頻繁に連れて行けるものではない。
その点、ここでは毎日エンドトキシンたっぷりの
空気を吸い込める。
これでうちの息子は花粉症ともぜんそくとも無縁。
(のはず)
ありがたや。
おまけに、腹をかっさばかれた豚が運ばれて来たり
目の前で鶏がしめられたり(写真右)しているので「ぶたさんやとりさんの命をもらって
ごはんを食べてるんだよ」と直に教えられる。
(余談だが、今おばちゃんがお椀に溜めている血を
血餅としてモツ煮込みに入れるとレバーより
さっぱりしていて旨い。)
命の大切さといえば、先日、この市場に馬が
連れてこられていた。
子供たちが勃起した馬のち○こを指差し
「chim to ! chim to ! チム トー!チム トー!」
と喜んでいる。
chim:鳥(ち○この意味もある)to:大きい
息子は初めての「ほんものの馬」にびびりながらも
「ぱっぱっ(ぱっかぱっか)」と言って
喜んでいた。
そして翌日。
彼は「con ngựa コン ングア(馬)」から
「 thịt ngựa ティッ ングア(馬肉)」に姿を変えていた。
「昨日のおうまさんだよ〜♪
ほら、しっぽが残ってる!」
息子無言。
。。。さすがに理解できなかったらしい。
さらにその翌日、2日間に渡って煮込まれていた
馬の骨が。。。
「cao ngựa カオ ングア」に化けていた。
でかい板チョコのようになってしまったおうまさんは
さすがに一歳児には理解不能。
カオ ングアは食べ物や酒にちょこっと混ぜて摂取すると
骨が強くなるらしい。
きっちり測って、石けんくらいの大きさに切った
カオ ングアをビニールで包んでパックする。
かなりの高級品らしく、一包み(約100g)が
60万ドン(約2,200円)もしていた。
客のおばちゃんも両親への贈答用だと言っていた。
私も妊娠、出産、授乳ですかすかになった骨のために
一包み買ってみるべきなのだろうが、
さすがに勇気が出ず、買わずに散歩にでかける。
「ほーら。闘鶏だよ〜♪」
これは「こっこ」(にわとり)と認識していた。
。。。免疫力はつくかもだけど、
息子の動物のイメージがマニアックなものに
なってしまいそうなのが、怖い。
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2 件のコメント:
馬。しかも翌日の店先に並ぶって・・・。
確かに馬肉は美味いけれども。
ベトナムの市場・・・恐るべし。
確かに、子供に『命』を教えるには良い環境ですな。
動物園に行って『美味しそう』と言わないように育ってくれれば問題なしでしょう。
『チムトー』・・・覚えました(二ヤリ)
>のりすけさん
まさか「肉」になるなんて思ってなくて
どなたかの「ペット」もしくは「足」だと
真剣に思ってました(^^;
こどもたちの「チムトー」が
「チムコー、チムコー」みたいに聞こえ
(なぬっ!?)と思いました。(にやり)
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