2013/04/18

日本で日本人と一緒にベトナム語を習ってみよう


ベトナム語を習うことにした

(え?なにをいまさら。。。)と思われるかもしれないが
ベトナム人と話す機会がつくれないまま、
帰国後一年があっちゅーまに過ぎ、さすがに
危機感をおぼえたのである。

そんな矢先、近所のスーパーで
韓国語講座。年40回。学費3万円」という
広告を見つけた。

(安い!安すぎる!!! しかも近所!!!)

これはもう。。。


韓国語に乗り換えるしかない!!!


思い、ことあるごとに夫に「韓国語講座」への
興味をちらつかせていたところ。。。


「そんなに行きたいなら、
ベトナム語習いに行けよ」と。


え。。。

え。。。


いいんですか~?♪♪

  
夫の気が変わらないうちに
気になっていた
「慶応義塾外国語学校」
(社会人向けの外国語講座)の上級会話クラス
に、とっとと申し込んだ。


全14回3万5千円である。

 交通費も含めると韓国語講座の4.5倍も
高い計算になるが(←ケチ臭い)
そんなことは問題ではないのだ。

わ〜い!久しぶりのベトナム語。

というわけで、授業前のガイダンスに行って来た。

教室に入ると、日越友好協会でベトナム語を
教えてくれたリュー先生の姿が。
彼女は今、慶応で教えているのである。
そんでもって、宇根祥夫先生著の
『ベトナム語 速読・速聴・速解』という本付属の
CDにベトナム語を吹き込んでいるのが彼女だ。 

他にも『会話で覚えるベトナム語666』などを
お出しになっている小高泰先生

神田外語大学の春日淳先生
(↑知らなかったけど、ベトナム語の発音がすごく
きれいでびっくりした)

などなど、素晴らしい先生揃い。

私がお世話になるのは。。。
Nguyen Minh Tuan先生という男性だ。
彼の日本語の癖はなぜかリュー先生と全く同じ。

先生の紹介が終わり、各クラスに分かれて
今後の授業の進め方などの説明があり
一人ずつ自己紹介。

(え!?自己紹介!?聞いてない!!
日本語でいいんだよね!!日本語で!!)

そこは上級。もちろんベトナム語。
緊張で震える私。涙目。

小4から芝居やってて、どうしてこんな。。。

しどろもどろの私に助け舟を出すように
リュー先生が
「チ・伊藤はベトナム語の本を出したんですよ」

「いえいえ、大したもんじゃございませんで。。」

ここで自信を持って本の紹介もできないところが
ほんとダメダメだよ。あたしゃ!。。。がっくし。


緊張Maxで胃をきりきりさせながらの
帰り道。同じクラスになる男性に
「あの本の作者さんなんですか!?
ぼく、あの本買いましたよ〜。
いや〜。感激だな〜♪」なんて言われて
ますます恐縮。

しかし、彼と話すうちに講師の一人である
Vu Dang Khue先生が私がこないだ読んだ
『それでも日本人になった理由』の著者武永賢さんの
 お兄さんであるらしいと判明。

もう大興奮!
武永賢さんはボートピープルとして7回亡命を
企てるも失敗し、最後には合法難民として
無事に日本にやってこれたという人で、
日本語を一から勉強し、お医者さんにまでなったと
いう人なのである。

「すごい」というのもあるが、彼の人柄に感動し
ファンレターまで送ろうと思い悩んでいた
武永賢さんのお兄さんなのである。(たぶん)
『それでも日本人に。。。』にも登場していた
あのお兄さんなのである。 (たぶん)

これはお兄さんであるKhue先生とお知り合いに
なるしかない!

楽しみがいろいろ増えたベトナム語講座。
果たして果たして。。。♪


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2013/04/01

ベトナム音楽チャリティーコンサートのお知らせ!!


昔、一緒にベトナム語を習っていた
友人が誘ってくれたチャリティーコンサート。

ベトナム音楽のコンサートです。
4月7日(土)14時から16時半。
四ツ谷駅すぐイグナチオ教会内
部ホール404号室。
チケットは1,000円。
ケーキとコーヒー付きです。
  
ベトナム音楽、実はほとんど聞かないし、
知らないんだけど、ベトナム楽器ダンバウや
トルンの演奏も楽しめるということで
行ってみようかな?と。

コンサート後にはミニ交流会もあるそうなので
久しぶりにベトナム人とお話できるわ♪
っていうか、帰国してから1年間
ベトナム人と話してないわ、私。。。

ベトナム語、覚えてるのかしら。。。ううう。

ベトナム音楽にご興味のある方は是非   



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2012/12/03

目からうろこの「医療通訳研修」その2



軽い気持ちで臨んだ医療通訳研修であったが
かなり「がつーん」とやられた。

正直なところ、医療通訳なんて
(医療用語覚えて、通訳できればいいんでしょ?)
くらいに考えていたのだが、
実際は。。。

「医療通訳ってのはな~。。。
医療通訳ってのはな~。。。


通訳さえできればいいってもんじゃ


ねえーんだ!!!」

ってことを学ばされました。

想像もしてなかったけど、
日本に住んでいる外国人にはVISAを持っていない、
不法にオーバーステイしちゃってる人なんかも
当然いるわけで。
重い病気の場合、治療費は払えるのか?保険は?
自国に帰って、治療はできるのか?
ってな事態が起こりうることも知っていないと
通訳が成り立たないわけで。

または「夫から暴力を受けている」だとか
「自傷行為がやめられない」などといった
病気以外の相談を受けてしまった時、
彼らを支援する専門家の助けを借りねばならない。
そういう地域施設の情報なども頭に入れて
置かねばならないのだ。

「外国に住むということはどういうことか?」
ということを想像し、勉強していかなければ
ならないのだ。

今思うと
「私、病気にならないから!」と保険にも入らず
ぼんやりベトナム暮らししてたけど
もし万一、ベトナムでうっかり死んだりなどしていたら
私の遺体はどうなったのか?
飛行機で遺体を運ぶにはおそろしく金がかかるっていうし
そうなると夫が姐さんの協力を得て、私を安く骨にし、
機内持ち込み。。。
でも、在外大使館なんかも絡んでくるから
個人の思惑で勝手なことってできないだろうし。。。

遺族は悲しむ間もないくらい、大変なんだろうな~。。。

そういや、こないだ新聞に

という本が紹介されていた。
海外で亡くなった人を祖国に送り返すのを生業としている
日本の専門会社「エアハース」の仕事を描いたノンフィクション
である。
まさに、私の疑問に答えてくれそうだ!!!読もう!!!

いやまあ、それはさておき医療通訳ですよ。

中途半端な気持ちと語学力ではできないっちゅうことですな。
たとえ、ボランティアであったとしても。

おまけに、感情移入しやすい人は患者さんの悩みに
親身になりすぎちゃって、自分まで精神を病んでしまう
ことがあるらしい。
ボランティアやろうなんて人は
「私が助けてあげなきゃ!」って気持ちが強いだろうから
余計にあるだろうね。

医療通訳の基本は
「体の健康はもちろん、心も経済的にも(医療通訳で
食えるなんてことはないから)健康でないとならない」
ですぞ。
(byアビー先生)

そのほかにもアビー先生の自身も日本に住む外国人である
という目線でお話してくれたことが強く心に響いた。

アビー先生は「MICかながわ」というところに
所属しておられるが、神奈川などのように外国人も
多く、NPOの活動も活発で制度も確立しつつある
地域に比べると、千葉はまだまだだ。
これを機会になんらかの形で関わっていけたらと思う。

最後にアビー先生との会話より。

「あなた、ベトナム語やってるんですか?
ベトナムはね~。今、人が足りなくてMIC
欲しい人材なんですよ!ベトナム人はいるんだけど
日本語の方がまだまだでね~。え?ベトナム人?
たくさん住んでますよ~。いや、こないだの地震で
大勢帰っちゃいましたけどね。」

求められているらしい。
ベトナム語学習者のみなさん!頑張りましょう!!

来年から、日本ベトナム友好協会の方でも
ベトナム語医療通訳講座を開講する予定らしいので
興味のある方は是非!!!

今回の研修で紹介されていた
も面白そうなので早速読んでみようと思う。



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