私のように貧乏で飛び入りのエイリアンにとって
ベトナムで家を探すことは結構大変。
日本の会社よりベトナム赴任を命ぜられて来たため、
会社が素敵なサービスアパートを用意してくれるという
方は、なんの心配もいらない。
(もちろん、月10〜50万円の家賃は会社もち)
アパートといっても、24時間セキュリティー常駐。
部屋はきれいでたくさんあるし、最新型家電もばっちり
揃っている。おまけにお手伝いさん付き。
日本では手狭なアパートに暮らしていた方も
つかの間のリッチー気分を満喫できることでせう。
そんな素敵な世界とは無縁の私は
まず、知人にローカルの不動産屋を
紹介してもらい、電話で家賃や住みたい場所、
条件について簡単に話をすると、
すぐに2軒案内してくれた。
1軒はなかなか素敵な部屋だった。
次に新聞を買って、必死で探す。
不動産はもちろん、バイク、車、家具などの
「売ります買います」情報の他、求人情報なんかも
たくさん載っている。
ただし「ĐH:điều hòa ディエウ ホア(エアコン)」
「DT:diện tích ジエン ティッ(面積)」
など略語表記が多く、中にはベトナム人にすら
理解できないものもあった。
※ムア バンのネット版はこちら。
何軒か電話してみると、大家さんが直接店子探しを
している場合もあるし、不動産屋が仲介している
場合もある。
不動産屋を介さず、大家に直接交渉すると、
家賃が60ドル安くなったということもあった。
やはり不動産屋はかなり手数料を取っているようだ。
これは聞いた話だが、部屋を見せて手数料を取ることを
商売にしている人も中にはいるようだ。
当然、貸す気ははなからない。
それにしても、いろんな部屋がある。
3階建ての一軒家で家賃300USDくらいだけど
ちょっとぼろい上に、場所が超ド・ローカル地区だったり
トゥイー姐さんに「月300USDなんて高い!
120USDの部屋を見に行こう!」と言われて
行ってみたら、廃墟のような部屋だったり。
そんながっかりを繰り返して、結局最初に見た
部屋に決めようと、大家さんに会い
「壊れているバスタブの栓などなどを直してほしい。
いつまでに直せますか?」と交渉した。
彼の返事は「明朝TELする」だった。
そして翌朝、彼は一言。
「直せないから、貸せない」
。。。じじいごと、燃やす!!!
私の荒れっぷりといったら、ありませんでしたよ。
ゴール寸前に「ふりだしに戻る」のコマに
突き落とされてしまったわけですから。。。
そして最後は、ネットで探す。
比較的、家賃がお高めなのが難だけど、
日本人向けのハノイ賃貸物件検索サイト
「VIETLAND」は写真が載っていて部屋を想像しやすいし
担当のTrung チュンさんは日本語ぺらぺらだし
なかなかの男前だ☆(関係ない)
やや高いだけあってグレードはあがるものの、
家の中に橋はかかってるわ、屋上にプールがあるわ
地下は酒蔵だわっていう、友達が来た時には
かなり自慢できる珍部屋もあって、楽しかった。
(この家もローカル不動産のHungフンくんが
紹介してくれた時は50ドル安かったが。。。)
どの部屋も一長一短で、決めるのに苦労したけど、
一年くらい住んでみて、もっといい部屋があれば
引っ越せばいいじゃないかということで、
チュンさん紹介の無難な部屋に落ち着きました。
ハノイにお越しの際は、是非お立ち寄り下さい♪
コメントもしくは下のバナーをクリックいただけると
元気が出ます☆


