2014/06/10
イミグレでパイパイ(ベトナムのビザ)
前回、映画『ラストライフをベトナムで』について
紹介させてもらったが、
ハノイに住んでいた頃は
「余生をベトナムで」という風情の日本人のおじさまを
よくみかけた。
こないだホーチミンに渡ったベトナム語仲間もそうだし。
そこで問題になるのは『ビザ』のこと。
ベトナムでビザを取るのは大変だ。
いや、金さえあればとれる(今のところ)みたいな
もんだから、金と時間のある人には苦にならないの
だろうけれども、私が住んでいた時は
この「ビザ取得」がものすごく課題だった。
ベトナムでは15日以上の滞在にビザが必要だ。
そこで、長期ぶらぶら滞在をもくろむ人は
在日ベトナム大使館へ行き、ビザを申請する。
ほんとなんのコネもない人は、
「観光ビザ半年」とか「3か月」とかになる。
私が「留学する」と言ってベトナムに渡ったときは
もう全く勝手がわからない状態だったので
日越友好協会に仲介を申し込んで
「インビテーション」なるものをもらって大使館に行った。
これはもう、全くの失敗だった。
(一度書いたので書かないけど
読みたい方はコチラ)
私の結論といたしましては、
ベトナムでなにをするでもなく余生を送りたい方は
ビザを持たずに行き、2週間以内に現地で学生になり
学校経由で学生ビザを発行してもらうのが一番と
思われる。
ハノイ人文社会科学大学のベトナム語学科は
いつでも誰でもウエルカムなので、
「ベトナム語勉強させて~」って言って学費払って
「ビザお願い~♪」って言えばOKかと思われる。
(↑ここについて、コメントをいただきました。
学校の先生は「最初から学校でとっていれば
ビザは延長できた」というようなことを
言っていたのですが、初回はやはり日本で
とっていかなければいけないようです)
私の「かわいい夫と一緒にベトナム滞在」の時は
半年か3か月に一度、旅行会社にお願いして
ビザを延長してました。
これがなかなか大変で、
お金を払えば延長できる時と、「出国」しなければ
延長できない時がある。
期間も半年だったり3か月だったりとまちまちで
全然落ち着かない日々であった。
(「最近は1か月しか取れない」と噂されるときも
あった)
※出国:タイに旅行に行くでも日本に一度戻るでも
なんでもいいが、とにかく一度ベトナムを出て
再入国の際に、事前に旅行会社から渡された
書類を持ってベトナムの空港で手続きをする。
(この手続きはさほど大変じゃない)
ビザで一番大変だったのは。。。
息子のビザ。
息子はハノイの病院で産んだので
すぐに日本大使館に行き、パスポートの手続きを
したんだけれども、ビザなんてもんは
ころっと忘れておった。
そして、彼が生後2か月弱という時。
私たちのビザの延長に「出国」を余儀なくされた。
子育てのストレスでいらっとしていた私たちは
「バンコクでちょっとリラックスしてくるか~♪」と
盛り上がり、ビザが切れる正月元日に
ベトナムを出国しようとした。と、
ノイバイ空港のカウンターで事件は起こった。
「子供のビザは?」
「え?今からタイに行って、
帰りに空港でもらう予定だけど?」
「ビザないと出国できないよ?」
「え?でも、この子ベトナムで生まれたんだよ?
ビザって必要なの?」
「日本人だろ?両親は出国できるけど
この子は出国できないよ?」
「ええええええええええ!!!!」
冷静に考えればわかることなのだけれども
その時の私たちは「ベトナムを出入りしていない
息子にもビザは必要」だなんて考えもしなかった。
イミグレの事務所みたいなところに連れて行かれ
お上の沙汰を待つ間。
頭の中
「うちの子は生まれながらの
密入国者!!!
密入国者
密入国者
密入国者。。。」ぐるぐるぐるぐる。
たった生後2か月のおまえを犯罪者にしてしまった
かあちゃんを許しておくれ~!!!
(↑いやいや、私が犯罪者か)
事務所の人間の
「こいつらは一度家に帰そう」
「いやいや、 でも両親も今日でビザが切れるんだ」
「じゃあどうする!」
みたいなやりとりを青い顔で聞きながら
幼子におぱーいをやる私。
なんだろう。このみじめな絵は。。。
刻々と迫る出発時刻。
(もうだめか!)と覚悟したそのとき
「イミグレでぱいぱい」という私のかわいそうな姿が
彼らの心に響いたのか、特別に息子のビザがおりた。
(しかも適正価格)
「おおお、ありがとうございます、お代官様~!」
ま、皆様はこんなあぽうなことはしないとは
思いますが、ビザのうっかり期限切れには
くれぐれもお気を付けを!!
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元気が出ます☆
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5 件のコメント:
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>ハノイ人文社会科学大学のベトナム語学科はいつでも誰でもウエルカムなので、「ベトナム語勉強させて~」って言って学費払って「ビザお願い~♪」って言えばOKかと思われる。
ベトナムの就学ビザは初回に限り現地では取得できません。いかなる場合も国外の就学者を招待すると言う形をとりますので、ビザが欲しいなら事前に連絡を取らないと、現地から一度国外の大使館へビザを取りに行く羽目になります。ご注意を
ありがとうございます。
ビザ延長の際に、向こうの先生に
「なんで日本で取ってきたんだ?
ここでとれば延長できたのに」
みたいなことを言われたので
就学ビザは学校に頼んでいれば
とれたのだと思い込んでいました。
そう考えると、なぜ延長できなかったのか?
Nam先生からきたインビテーションは
一体なんだったのか?
就学ビザを取るためのだったなら
なぜ延長できなかったのか?
と疑問が残りますね。
そこはいつもの
「ま、ベトナムだから仕方ない」と
思うことにします。
ホーチミン市で「セカンドライフ」を送っているベトナム語仲間です。
ホーチミン市に来て、約2か月半が過ぎ、そろそろ3か月のビザの更新の心配をする時期になりました。
今の状況では、
・6か月以内であれば、ベトナムから出国しなくても、国内で延長できる。
・6か月間に一度もベトナムから出ていないと、国内では延長できず、出国しなければならない。
・ホーチミン市人文社会大学に通っているが、学費は「1月」単位で払っているので、在学期間も1月しか証明してくれない。就学ビザは、学費を払ってある期間しかとれないので、現実的でない。
だいたいこんな感じです。
学校のクラスメート(韓国人)も、3か月ビザで、1回目は国内で延長。次は出国すると言っていました。
一番お金を節約するなら、
「国内」→「カンボジア」→「国内」→「カンボジア」と、3か月ごとに更新するのが安上がり。
自分は、お金と時間はあるので、
8月に「マレーシア クアラルンプール」
11月に「親戚の結婚式で日本に帰国」
2月に「タイ バンコク」
5月に「カンボジア プノンペン」
8月に「どこかの国」
と、3ヶ月に1回、海外旅行を楽しむのもいいかな。
とりあえず、ベトナムの周辺国はすべて制覇し、「アジアのベトナム大使館ならみんな行ったことがある」となりたい。
そして、ビザの更新が面倒になってきたら、一番負担のかからない方法に切り替えていくのが、長期滞在には、いいかなぁ。
お久しぶりです♪
私がハノイにいた時と状況はそんなに変わってないですね。
「お金と時間はある」
言ってみたいセリフです。。。しくしく。
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