2009/10/24
テイクアウトでおうちごはん
渡越後1ヶ月くらいのんびりしようと思っていたが
私も夫も思いのほか仕事がすんなり決まってしまった。
家よりも仕事の方が先に決まってしまったのには
さすがに驚いた。
しかも家から歩いて15分。
お互いの職場間は歩いて5分。
家でも一緒。ランチも一緒。
仕事以外は本当に四六時中一緒になってしまった。
(ああ。留学中の気楽な独身生活が
なつかしい。。)
昼休みも長いので、家に帰って洗濯ができる。
掃除ができる。水の配達も受け取れる。
でも、さすがに料理までしていると休めない。
そんな働く奥様に便利なのがテイクアウト。
すなわち「mang về マン ベー」 である。
(mang:持っていく、về:帰る)
語感がばかっぽくて面白いので
覚えやすい♪
マンベーは大衆食堂や路上の食べ物屋さんで
お願いする事ができる。
ベトナム語を話せなくとも
欲しい物を指差して「マンベー」と言えばOKだ。
たぶん。
ちなみにビアホイに空のペットボトルを
持ち込んで、ビールをマンベーしているおじさんを
見た事があるので、これもOKのようだ。
さすがにフォーなどの汁あり麺のマンベーは
見た事が無いが、各種つけダレやスープ、
さとうきびジュースなどはビニール袋に入れられて
マンベー。(見た目はやや強引)
私の好きなbún đậu(ブン ドウ)屋さんでも
マンベー可能。
毎朝通っていたブンドウ屋さんでは、お姉さんが
つけダレのマムトムをビニールに入れるのだが、
マムトムには豆腐を揚げている油を加えるため
月に一度はビニールが溶けて、マムトムが
流れ出るのを見ていた。
そんな強引さがぼくは好きだ!
で、今回はbún chả ブンチャーをマンベー☆
ブンチャーはハノイの名物で、そうめん似の
米麺と肉団子を青いパパイヤ入りの甘酸っぱいタレに
つけて食べる「つけめん」
お持ち帰り時にはこんなことになっちゃってる
ブンチャーも、お皿に移すと。。。
ほ〜ら、おいしそう♪
参考までに「イート・イン」は
「ăn luôn アン ルオン」と言うそうです。
(ăn:食べる、luôn:すぐに、いつも)
さあ、みんなでレッツ・マンベー♪
個人的には路上で食べる方がおいしいけどね。
(台無し)
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元気が出ます☆
2009/10/23
ショッピングは勉強になりますなぁ♪
引越しの段ボール8箱中2箱くらいしか
荷物がなかった私は、服も靴も本当に少ない。
この引越しのために捨ててきたわけではなく、
もともと少ないのだ。
Tシャツだけで100枚持っているような夫には
それが不憫に思えるようで
「洋服や靴をお買いなさい」が口癖だ。
それがこないだ、旧市街(Ta Hien通り)を散歩していて
おしゃれそうな(?)店を発見した。
怪しいお面のプリントがしてあるTシャツが見える。
店名は「bò sữa ボー スア」。。。乳牛!?
web→http://www.bosua.vn
(bò 牛、sữa ミルク)
店に入ってみると、商品などmilkという文字が目立つ。
「ショップ乳牛」ではなく「ショップミルク」
なのだろうか?
うーん。。牛乳はsữa bò スア ボーだと思っていたが
どっちでもありなのか?
ベトナム語は日本語の「〜の」にあたる部分が
後ろにくる。
・牛のミルク→スア ボー→牛乳
・ミルクの牛→ボー スア→乳牛
参考までに
・睾丸の牛→bò dái ボー ザイ→種牛
余談だが、うちのかわいい夫が
ベトナム語を勉強しようとして
私の「イラストで覚えるベトナム語辞典」を
貸してあげたところ
「ねえ!pista!ナスはベトナム語で
やぎの睾丸なんだね!!」とはしゃいでいた。
よみがえるヤギ鍋屋の記憶。。。
なにごとかとその辞書を見てみると、確かに
ナス:「cà tím カー ティム」もしくは
「cà dái dê カー ザイ ゼー」
(cà ナス、tím 紫色、dái 睾丸、dê ヤギ)
と書いてある。ベトナム人はナスを見て
「なんかヤギの睾丸みてえな形だなぁ」と
思ったということだろうか?
普通にナスはcàだけでOKだと思うけど。。。
「ヤギの睾丸ナス」という種類なのだろうか?
ちなみにトマトはcà chua カー チュア(chua;酸っぱい)
話がめいっぱい脇道に逸れてしまったが、
その洋服屋さんのTシャツは
例えば、市場でよく見る菜っ葉の束だったり、
蜂がたかった便所サンダルだったり、
ベトナムを彷彿とさせるものたちがプリントされていて
とてもかわいい。
値段も800円弱くらいなので、お土産にも
いいのではなかろうか。
このお店は環境保護・動物愛護にも力を入れているのか、
「エコバッグ」持参を推奨していたり、
Tシャツのイラストにもちらりとそれが匂わされている。
例えば、先生熊が生徒熊に「狩人に気をつけろ」と
教えている絵の下に
「mật gấu hay mất gấu
マッ ゴウ ハイ マッ ゴウ」
と、書かれている。
(mật:蜜、 gấu:クマ
hay:または、 mất:失う、死ぬ)
この店に行った前日に聞いた話だが、ベトナムでは
クマの胆汁(mật gấu)を食するらしい。
おそらく、身体にいいとされているのだろう。
ところが、この貴重で高価な胆汁を得るために
みだりにクマを狩ったり、胆汁採取用に飼育して
何度もクマに針を刺して、胆汁を採ったりする事が
動物虐待として問題になっているとか。
「mật gấu hay mất gấu」
「クマの胆汁?それとも、クマを失う?」
なるほど〜☆
で。履物が下駄しかない私が買ってもらった
サンダル(700円くらい)
そして、ボー スアのお隣のお店
「Boo Skate Shop」で夫がひと目惚れして
「これ!これ、かっこいい!!着なさい!
あぁ〜、これ男性用サイズあったら着るのにぃ」
と、もだえながら買ってくれたのが。。。
これ(1,000円くらい)!!
服の少ない私に、着る場所がかなり
限定される服を選んでくれたもんです。。。
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元気が出ます☆
2009/10/13
引越し荷物は果たして届くのか!?
なんだかんだありまして、もう届かなくてもいいや!
と自棄になったりもしましたが、無事に届きました♪
では、
ために紹
当然のことながら、今回のベトナム移住では、
いかに荷物が少ない私とはいえ、
♪トランク一つだけで浪漫飛行へ
I
そこで、海外引越し(ベトナム)
ということで、いろいろ調べてみたところ、
ハノイに事務所もあり、業界最大手(?)
よかろうということで、早速見積もりをお願いするべく、
フリーダイヤルをプッシュした。
「見積もりは直接お伺いしないとできない。」
これは引越し業界の常套句だ。もちろん、日通も例外ではない。
そこで得意の低姿勢で
「
と尋ねたところ、
「ダンボール2箱ですね」とすげない返答。
とんと悲観的になり、夫に訴えると、
彼は「んなわけないだろ」
結果は「
ちなみに1㎥(50×50×40cmのM箱4個):10万円
1.5㎥(M箱8個):12万円。2㎥(M箱12個):14.5
だそうな。
※50×50×40cm4個だったら、1㎥
思われるかもしれませんが、
もちろん、M箱以外に入れるものに合わせてS箱、
L箱を組み合わせることも可能☆
こんな大きな箱が8個で12万円だったら、
いくら二人分の荷物とはいえ、家電があるわけでもなく、
相方の夫は物持ちで収納上手。
押入れから出るわ出るわの大荷物。
それをなんとか8個分でいけるくらいに減らす。
荷物受け渡し日。
洋服などは事前に自分で詰めておいたが、
きれいかつスピーディに梱
その際、
その後、請求書が送られてくるので、入金する。
入金完了後、日通さんの発送手続きが始まる。
ここまではなんともないが、
私達のような住所不定無職の引越しは、書類関係が大変だ。
まず、家(配達先)が決まっていないのだから、
そして、
次に、
ベトナムのほうで
学校もしくは勤め先のハンコ、
これがないと、
とりあえず、
記入しておいた。
(
最悪、旧市街の「スタソプつくソます」
偽造すればいいしね♪(もちろん冗談です)
ハンコも家もとりあえずどうにかなり、
書類を全て揃えて提出。
通関手続きを終えて、2週間後には家に荷物が届いた。
(ドア to ドアで約40日)
「荷物全部で時価3万円くらい」と申告したら
※
基本的に無税ら
ベトナムでは家電、
ともあれ、無事に届いてなにより。
でもこの荷物。。。どこにしまおう。。。
(収納家具を買いに行こう)
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2009/10/07
俺の毛はあれみたいだってぇのか!?(夫)
ベトナムに来てから1ヶ月。
私のかわいい夫くんは「ハンサムだ」
「đẹp trai デップ チャイ(イケメン)」だのと、
もてはやされている。
そうか。
彫りが深いものな。
以前、ミステリーツアーで北京に行ったとき、
渡辺謙といえば、海外進出を果たし、
アカデミー助演男優賞にノミネートされたほどの国際派俳優。
「日本といえばサムライ、
サムライといえば、謙」
とイケメン日本人の名を欲しいままにしていることだろう。
私の夫も、ベトナムはおろか、
そんなハンサムボーイな私の夫。
(嫁として微妙に不適切な発言をお許しください)
このあいだもビアホイで隣りに座ったお兄ちゃんから
「
その後、お決まりの「何歳だ?
という質問攻撃にあい、
更には「エベレスト(
を吸っているから、子供ができないんだ。
という失礼な指摘までされていた。
どうやら、
そのあとも、家の前のお茶屋のおばちゃんから
「ハンサムねえ」
急にヒゲの話になり、
あごひげを指し、「râu quai nón ゾウ クワイ ノン!」
と大笑いし始めた。
・râu:(あご)ヒゲ
・quai:あご紐
・nón:笠(ベトナム人がよくかぶってるあれですな)
ということは、「râu quai nón」
→菅笠のあごで縛る紐ヒゲ?
ようするに
こういうことですな☆
その後、おばちゃんは何度も何度も私にその言葉を
教え込み、
このいかにもベトナムらしい表現に私は感心したが、
夫は「
「ゾウ クアイ ノン!」と挨拶される。
「よぅ!アゴヒゲ!」ってか?
※調べたところ、一般的に使う言葉のようです。
どうぞ、お試しあれ。
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2009/10/04
ベトナム風夫婦の寝室
ベトナムの某フリーペーパー出版社にお勤めの某知人から、
正直いうと、カメラの前で演技をするのは
さほど得意ではない。
だが、
お願いなので、
依頼の内容はというと、
ハノイの「カップル写真スポット」
カップルということは。。。
そう。
私と夫がその撮影に臨むのです。
なんて恥ずかしいことを頼まれたものだ。
ベトナムで写真撮影といえば、
夫と結婚するきっかけとなってしまった、
あのベトナム旅行で撮ったこの写真。
(プロフィール写真にもなっている)
京都の舞妓体験記念撮影などのベトナム版と
思っていただきたい。
この時、当時まだ恋人未満だった夫と
「寄り添い、
写真を撮らされることとなった。
その写真は、ツーショット写真があまりなかった
私たちの結婚式用ウェルカムボードに使われた。
夫が加工したそ
本当はベトナムの夫婦の寝室風にこうなる予定だったが、
こんなことになってしまっている。
今回の企画はどうなってしまうのでしょうか?
アオザイ着用ではなく、普段着着用だが、
依頼者より「
普通の観光客風でお願いします」
と釘を刺されてしまった、
更に「本ができたら、お二人のご実家に
一部ずつ送りますね♪」
素敵なお心遣い。。。謹んでお断りします。
もし、うっかりそのフリーペーパーを
ご覧になってしまった方は、
やさしく見なかった振りでお願いします☆