二胡レッスン(3回目)
夫を軍事博物館に置いて稽古に向かう。
博物館前からバイクタクシーに。
住所を見せるとOKOKと言うので
信じきっていたらとんでもないことに。
あのやろう。。。
先生の家は西の方なのに東に向かって行く。
最初は(こっちの方が近道なのかしら)と
思っていたが
「これ、ホアロー収容所ね〜」と言い
バイクの速度を緩め、観光スポットを
英語で綴った紙を取り出してきた。
「観光じゃないんだって!急いでるんだよ!」
とどなる。
そして更に東へ。気づくとホアンキエム湖。
「さっき見せた住所に行け!
私は楽器を習いに行くの!」
と言うと、(ああ。その背中に担いでるの?)
というジェスチャーをしたので
やっと伝わったと思いきや
全然違う音楽学校の前へ。
再度住所を見せると
「知らないな〜」と人に聞きに行く。
それでもわからないので
「先生に電話してよ」と言ってくる。
20分遅れでたどり着くと
「遠かったから追加料金払ってよ」
。。。ふざけんなよ?
「私に謝れ」というベトナム語を
是非覚えようと思う、今日この頃☆
知らないのに知っているというベトナム人。
間違っても謝らないベトナム人。
次回は謝らなきゃ、金払わない!
で。稽古。
先生がいない。
先生の両親(彼らも音楽家)が
「今日、先生はお休みですので
私たちが教えます」と。
う。。。鬼が二人に増えた。。。
お母さん先生が私を羽交い締めに
お父さん先生は黙々と手本を示し
間違えると「違う」とつぶやく。
お母さんが
簡単な練習曲を楽譜に書いてくれる。
二胡の楽譜を初めて見た。
人差し指で弦を押さえる→1
中指→2
薬指→3
小指→4
弦を押さえない→0
と、音符の上に書いてあり
音符の下には右に弓を引く時は>
左に押す時は<と書いてあった。
なるほど〜。
「ドレドレドー。レミレミレー。。。」
今まで、弓を引くとき1音、
押すとき1音で弾いていたので
2音ずつ弾くのがうまくできない。
(専門用語が全くわからないので
引く、押すという表現しかできない)
道は長い。。。
ピアノのように鍵盤があって
「ド」の音は「ここ」ですというのが
はっきりしないので、
弦を押さえる位置を感覚で覚える。
が、お父さん先生に位置を
マーキングされてしまった。
(かっちょわるいっすよ。。。)
なんだかいつも以上に疲れた。
弓に塗る松やに。
前回のレッスンで
若先生に「絶対落としたりするなよ!」と
言われていたのに即落として、欠けさせた。
(先生にまた怒られる〜)と思ったが
先生はお休み。杞憂だった。
しかし、むしろ怒られたかった。。。☆
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