2014/08/06
『Hãy Bước đi』(『Let It Go』ベトナム語バージョン)
もうそろそろ「妖怪ウオッチ」におされて
下火かもしれませんが、
ディズニー映画「アナと雪の女王」の「Let It Go」
いろんな国のエルサ役を演じた女優さんが歌った
「Let It Go」をつなげた各国語バージョンなるものも
配信され、話題を呼んでいた頃。
夫が
「フラマン語なんてわけのわかんないのも
入ってるのに”ベトナム語”は入ってないじゃん」
と。
そもそも、ベトナムは吹き替え技術が発達してないから
「エルサ役の女優」なるものも存在せず、
「各国語バージョン」なんてお呼びじゃないですよ。。。
と、軽くすねつつ探してみた。
ベトナム語バージョン。
Dương Hoàng Yếnさんという方が歌ってた。
『Hãy Bước đi』
ベトナム語歌詞付きだし、覚えて歌おう!
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2014/08/05
ベトナム戦争を旅する
『ベトナム検定』の試験問題を作成している方に
ベトナムに対する愛情が不足しているわ!
と、一緒に検定を受験した友達と愚痴りあいながら
それでもまあ、合格は確実だろうと笑いあい
試験場から二駅行ったベトナム居酒屋で昼酒。
壁には
映画『石川文洋を旅する』のポスターが
貼られていた。
Ⓒ大宮映像製作所
友達が
「これ観に行きたかったんだけど
終わっちゃったんだよね~。」
と、つぶやく。
「でも、評判よくて8月に再上映するんだよ。」
「へえ~。石川文洋。誰?」
「戦場カメラマン。有名だよ。ベトナム戦争の写真も
たくさん撮ってる」
「沢田教一とかしかわかんないな~。
ベトナム検定のテキストに載ってたかな~?」
「絶対載ってるって!」
(↑そういう友達は検定を受けに来て初めて
ベトナム検定公式テキストの存在を知った猛者)
「え~。。。ちょっと待ってよ?
『ベトナム戦争報道』のページがあったけど。。。
やっぱり沢田さんとか、本多勝一とか有名どこしか
載ってなくない?」
「え?本当!?見せて!
そっか~。。。載ってないのかねえ。。。
あ!ここ!!!」
テキストの中で『ベトナム戦争報道』というテーマで
文章を書かれている方こそ、当の石川文洋氏で
あった!!!(恥)
このベトナム検定のテキスト。
別に検定を受けなくても、読み物としてかなり面白い。
一つのテーマにつき2ページと短いので読みやすい。
そういや私、戦場カメラマン沢田教一って名前は
知ってるけど、どんな写真を撮ったのかも知らない。
人のことをとやかく「ベト愛が足りねえぞ!」と
批判している場合ではない。(反省)
というわけで、
『石川文洋を旅する』
ポレポレ東中野にて
8/9(土)~15(金) 12:30/14:40/16:50
8/16(土)~最終日未定 15:20
詳しくは公式HPで。
私は帰省中で観に行けませぬが、
ご興味のある方は是非に♪
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2014/08/02
ベトナム語中級者の学習方法はこれだ!
『海外ドラマや映画で外国語をマスターする!』
という学習方法をたまに見る。
まずはセリフを聞き取る。
聞き取ったセリフを書く。
字幕で正しいセリフを確認し、一緒に発音してみる。
ということを繰り返す学習法のようだ。
しかし、英語や韓国語ならまだしも、ベトナム語なんて
マイナー言語。。。「ベトナム語字幕」も「日本語字幕」も
ついてるDVDなんて、ねえよ!!!
ってことになる。
しかも、日本に出回っているベトナム映画なんて
そんなに数がない。(選択肢が少ない)
そもそも、「ドラマを聞き取る」って
実はかなり高レベルなのではないかと思う。
そこで私は「NHK WORLD」のベトナム人向け放送を
聞いてみることにした。
(え?ニュースの方が難しいんじゃないの?)
と思われるかもしれないが、実はそうでもない。
難しい形容詞や慣用句なんかは出てこないし
キーワードさえつかめば、文章自体は簡単だ。
「NHK WORLD ベトナム語版」はコチラ。
このサイトを開いてちょっと下にスクロールすると
「Phát thanh và Podcasting」というところがあり
「Nghe ngay bây giờ(スピーカーマーク)」の
ボタンを押すとニュースが聞ける。
デデデーン♪チャララーンというオープニング曲の後に
「皆さんこんにちは!
○月○日のニュースです。」
というような挨拶があり、
「新疆ウイグル自治区でテロ」
「富岡製糸場が世界遺産に登録」
「ケリー国務長官がイラク訪問」
などと、今日のニュースについて短く紹介し、
詳しい内容が続く。
詳しいといっても、一つの話題につき30秒~1分と
短く、全体でも10分前後なので聞きやすい。
まずは2回くらい流して聞く。
なんとなくこんなことを言ってるんじゃないかと
想像がつく。
↓
よ~く聞く。
↓
どうしても聞き取れない単語が出てくる。
↓
調べる。
↓
もう一度聞く。
私の場合は
(イラクとか全然わかんないや)っていうので
そこらへんは飛ばし、わかりそうなニュースだけを
聞き取ろうと努力する。
「富岡製糸場の世界遺産登録」のニュース。
まず、「製糸場」がわからない。。。
「スオン トゥオン ロ」みたいな感じに聞こえる。
「工場=nhà máy ニャー マイー」とか
「絹=lụa ルア」とかじゃないのか?と思いつつ
耳を頼りに辞書を繰ると。。。
「xưởng スオン(工場)」という言葉を見つけ
「工場はニャー マイーだけじゃなかったのか!」と
感動し、ネットの力を借りて
「製糸場」は 「xưởng tơ lụa スオン トー ルア」だと
わかる。
さらにネットの力を借りて、同じような内容の
ニュースを発見できれば、使われている言葉が
大体同じなので、聞き取れなかった単語もわかる。
私はこのニュースに出てくる
「ドーハー コーター」というくだりが全く見当も
つかなかったのだが、
「Doha Qatar(ドーハ、カタール)」のことだった。
うわあああああああ。地名とか難しい!!!(人名も)
その後、どう聞いても
「ふーじーさーん」と聞こえる場所があり、
それに続く言葉が「4つの建物を持ち。。。」だったため、
「富士山が4つの建物を持ち」と聞こえてしまい、
(きっと、富岡製糸場の前に富士山が世界遺産に
登録されたので、混ざってしまったに違いない。
これはNHKに投書しなくては!)
と思いこんでしまったが、よくよく考えると
「khu di sản フー ジー サーン」
(khu=区域、di sản=遺産)
だろう。
てへ♪
他にも「ウイグル自治区のカシュガル市で」
なんて言われても、
「なんかわかんないけど、『春日』って言ってる!
春日市の警察署に車で突っ込んだ!?ん!?」
などと聞き違いしてしまい、ほんと地名はやばい。
「Kashugar カシュガー(カシュガル市)」
「Tân Cương タン クオン(新疆ウイグル自治区)」
(地名は辞書に載っていないことが多いので、
ウィキペディアを使うことをお勧めします)
せめて、ウイグル自治区が「タン クオン」であることを
知っていれば、「tấn công タン コン(攻撃する)」と
聞き間違えることも防げる。(とほほ)
何日か聞くと、問題が起きている地区のニュースには
同じような内容で同じ単語が何度も出てくるので、
新出単語に耳慣れてくる。
そして聞けるようになってくる!!
(勘違いして抗議の電話もしなくて済む!)
おまけにNHK WORLDにはポッドキャストもあるので、
無料でダウンロードしてipodなどで何度も繰り返し聴ける。
なんて素敵!NHK WORLD☆
ところで、このニュース。
曜日で担当が変わるのか、
最初に聞いた日はキャスター然とした男女二人組で
私の耳とも相性がよかったが、次の時は
普通の人っぽい女性二人組、次もまた別の二人組、
4回目には女性と南部弁の男性となり
この南部弁ニュースがお手上げであった。
どう聞いても、入れ歯が合ってない風にしか
聞こえない。。。(南部の方、すみません)
。。。よし!今度は南部弁にもトライだ!
※(追記)
全く気付いていませんでしたが、
一番上の「tin tức」にニュース原稿が載ってました!
(私の苦労はなんだったんだよぉ~。。。)
皆様もあわせてお楽しみください♪
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