2014/07/31

ベト味にハマろう♪(BETOAJI料理教室)


先日紹介したBETOAJI料理教室に行ってきました!

東大前駅1番出口から東大の敷地に沿って
歩いて行くと、5分ほどでアカデミー向丘に着きます。

その公民館みたいな建物の3階で料理教室は
行われています。


重いドアを開けると。。。ベトナム人だらけ!!


入口脇の受付で参加費1200円を支払い
日本語レシピ(ベトナム語もあり)をもらって
適当なテーブルへ。6人ずつのグループに分かれます。

学校の家庭科室みたいな懐かしい雰囲気。
初めてで勝手もわからないのでどぎまぎ。

同じテーブルの日本人の方たちと自身のベトナム
渡航歴などについて語り合いつつ時間をつぶす。

定時になると、実に日本語堪能なベトナム人女性が
スライドと共に「Chả cá チャー カー」とはどんな料理かを
説明してくれる。人々は手元にある日本語レシピと
照らし合わせながら説明を聞く。

スライドが終わると、いよいよ調理開始。
各テーブルに一人以上のベトナム人がついて
指導してくれる。
うちのテーブルには30歳のLong ロン(竜)くんが
ついてくれた。


まずは雷魚の代わりのぶりの切り身(タラでもいい)
を食べやすい大きさに切る。

Riềng ジエン(見た目は生姜っぽいが、香りは
生姜ほどなく、繊維質な感じもしない。ベトナムでは
よく見かける)をすりおろす。

ジエンとウコンの粉とMẻ メー(米こうじのようなもの。
レシピにはこうじの酢と書かれていた。ヨーグルト
でも代用可らしい)とMắm ruốc マム ズオッ(銀盆の
左上に置かれている灰色のような紫色のような
ペースト) を混ぜてタレをつくる。


このマム ズオッですが、見た目はご存じマムトム
(Mắm tôm:エビの発酵ペースト)そっくり。
しかし、ロンくんの説明によると、ズオッの方は
中部の調味料でマムトムとはちょっと違うそうだ。


このタレをぶりにからめて下味をつける。


(えええええ?マムトムは臭くて苦手!!!)って
人でも大丈夫!焼くと全然匂いはありません♪


ぶりを20~30分寝かしておく。
その間にbún ブン(ベトナム米麺。そうめんでも代用可)
をゆで、ディルと万能ねぎをきざみ、
nước chấm ヌオッ チャム(つけだれ)をつくる。
ヌオッ チャムは砂糖と酢、nước mắm ヌオッ マム
(ヌクマム)を混ぜて、水で少し薄めて、刻んだ
にんにくやトウガラシなどを入れてつくる。


ぶりに下味がついたら、アルミホイルを敷いた
グリルで両面焼く。
参加者の中には日本人男性も結構いました。
左の男性がロン先生。


フライパンに油と刻みニンニクを入れて火にかけ
焼いたぶりとディル、万能ねぎを加えて炒める。



ブンの上に乗っけて、刻んだピーナッツを
ふりかけてできあがり♪
ヌオッ チャム(写真左上)をかけて召し上がれ!


うちのチームは料理が上手で積極的な方たちばかりで
見ている間にできあがってしまった。
(私は食後の皿洗い担当です。。。)


今回、Tào phớ タオ フォー(豆腐のデザート)は
先生たちが作っておいてくれました。
砂糖生姜ココナッツ汁を豆腐にかけただけで
できるそうです。
(ベトナムでもそんなような味だった)


今回のチャーカー、調味料関係を集めるのが

上野の輸入食材店などで購入できるそう)
ちょっと手間だけど、簡単でおいしい♪
ぶりがすごくやわらかくて旨い!!!


この料理教室。
下手なベトナム料理屋行くより安くて旨い。 
しかも、知らぬ間にベトナムの貧しい子供を
助けてる!
おまけに日本語ぺらぺらの超エリート留学生達と
お知り合いになれる!  
自分のベトナム語も試せる! 


そして、私は自分の特殊技能にきづいてしまった。


ベトナム人特有の。。。
変な日本語の癖が。。。わかる!!! 


越人「おじゅうを入れてください」

日人「え?おじゅうってなに?」


私「”お湯”のことですね」


越人「えっと。。。イオグー。。。なんだっけ?」

日人「???」

私「ヨーグルトじゃないですか?」

越人「そう!それです!!!」


ってな具合に。。。
でもこれ、なんの役にも立たない!!! 


BETOAJI料理教室。
次回は8月24日開催予定だそうです。
皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか?

BETOAJIのサイトはコチラ
Facebookはコチラ



コメントもしくは下のバナーをクリックいただけると
元気が出ます☆





にほんブログ村 海外生活ブログ ベトナム情報へ

人気ブログランキングへ

2014/07/19

医療現場の人手不足解消にベトナム人!?


先日、某団体さんから
「ベトナム人看護師・福祉士への日本語研修」
ボランティアのお話をご紹介いただいた。

ベトナム人!!
医療関係!!!

ベトナムに興味があるのはもちろん、
自身も同じ医療関係者(臨床検査技師です)
であるので、すぐさまこの話に飛びついた。

しかし、ベトナム人と接するといっても
こっちは日本語しか話してはならないだろうし
ベトナム語を話す機会に飢えてる私としては
結構なストレスだよな~。。。と思いなおした。


それに、外国人看護師の受け入れ問題については
さほど真剣に考えたことがなかったので
この際だから、ちょっと真面目に考えてみた。

そもそもなんのために医療現場に
外国人の手を借りようというのか?

日本人になり手がないから?

おそらく、看護師の数は不足していないのだと思う。
夜勤ができないとなかなか雇ってもらえないので
育児との両立が難しかったり、
大変な仕事の割には給料がさほどいいわけでも
なかったり、といろんな問題を抱えて
免許を遊ばせている人が多いだけなんじゃないかと。

でも、その穴埋めを外国人でっていうのは
どういうメリットからなんだろう?

安い労働力?

正直、看護師を代表とするコ・メディカルの仕事
というのは、単なる肉体労働ではないし
「汚い・きつい・危険」を金で引き受けてるだけの
仕事でもない。

頭を使う。

おまけにチームワークも必要だ。
同じ部屋の人間はもちろん、違う職種の人間とも
連携が必要になってくる。

日本語が覚束ないだけで能力は同じ」なのよ!

いや、↑↑↑ ここ、かなり問題あるな。

「自分たちは命を預かってる」という意識の強い人が
多く、プライドもかなり高めな人が多いので

確実にいじめられると思われ。。。

それにベトナムに住んでいて思ったけど
大半の日本人は海外に行っても「日本」を
求めてしまう傾向にあるので、
日本にいて、日本のサービスを受けられないことを
患者たちはよしとするのだろうか?


では逆に、その外国人の方にメリットが?

自国より給料がいい?
日本の高い技術を習得する?
 
それなら英語圏にもっといい国がありそうな気がする。
英語の方が日本語を習得するより楽だろうし。


日本という国がどういうつもりでこの問題に
取り組んでいるのかも実は全然知らないし
(ニュース見ろよって感じだけど)
医療現場に外国人を受け入れることが
別の方面で日本のためになっているのかとか
そういう考えをめぐらす頭もないんだけど

私の結論としては、
現時点では「医療現場に外国人」に賛成じゃないなって
思ってしまったので、このお話はお断りした。

 
で、こんな不勉強な私にうってつけの番組が!

NHKスペシャル
「シリーズ日本新生‘超人手不足時代‘がやって来る」

2014年7月19日(土)


午後9:00~10:13

がNHK総合で放送されるよ♪

詳しくはコチラ

ベトナムで知り合った方が取材コーディネート
された番組です。


よ~し!勉強するぜ!!!

 

コメントもしくは下のバナーをクリックいただけると
元気が出ます☆





にほんブログ村 海外生活ブログ ベトナム情報へ

人気ブログランキングへ

2014/07/18

チャーカー!タオフォー!!越南料理教室!!


ベトナム系イベント目白押しでうはうはのpistaです。
みなさま、このくそ暑い日々をいかがお過ごしでしょうか?

前回のベトナム顔ツボは申込み直後に
満員御礼になっちゃってましたので
ご案内できませんでしたが、
こちらはまだいけるかも?というイベントのご案内。


「BETOAJI」という在日ベトナム人留学生による
ボランティア団体が

『ベトナム料理教室』開催です。




もう1週間後に迫っちゃってるのですが。。。

日時:7月26日。
時間:14時から17時半。
場所:アカデミー向丘3F(南北線東大前駅)

このベト味さんの料理教室。
参加費はたったの1200円。

おまけに参加費から諸経費を差し引いた全額を
ベトナムの貧しい子供に送ってるんだそうな。

まあ、ボランティアにはあまり興味のない私ですが
(そういう活動をされている方への敬意はある)


Chả cá チャー カー(白身魚の揚げ焼き)と
Tào phớ タオ フォー(豆腐のスイーツ)には
非常に興味津々♪

実は、ハノイに3年半も住んでおきながら、
有名なチャーカー専門店「チャー カー ラ ヴォン」
には一度も行ったことがなく、ひそかに憧れを
抱いておったのです。

おまけにこの料理教室。
(毎月やってるから来月にでも行くか)と思っていたらば、
前の開催地は「長岡」だの「仙台」だのと書いてあり
今度いつ東京で開催されるかわからない!!!

思わず、電話。
申込み。

電話に出てくれたベトナム人女性によると、
まだ余裕はありそうです。

ご興味のある方は是非♪


それにしても、1200円の定員30人で
3万6千円で、諸経費引いて。。。って
残らなくね?
誰かの持ち出し?

そこらへんも気になるので行ってきま~す♪

BETOAJIのFacebookはコチラ



コメントもしくは下のバナーをクリックいただけると
元気が出ます☆





にほんブログ村 海外生活ブログ ベトナム情報へ

人気ブログランキングへ

2014/07/14

ベトナム検定、一緒に受けよ?


みなさま、お待たせいたしました!
『ベトナム検定』開催がついに決定しました!
(え?待ってない?)


ベトナム検定公式サイトより拝借)

帰国時に5級を受験して早2年。
やっと4級に進級できるチャンスが訪れました!!

え?私の都合がつかなくて、2年という時が
過ぎてしまったのではありませんぞ。
来る日も来る日も開催を待ちわびては流れ、
待ちわびては流れ。。。早2年。

前回も「受験者、超少ねえ!!」という話をいたしましたが
今回は東京と名古屋でしか開催がない模様。

ううううう。。。

みんな、もっとベトナムを盛り上げていこうよ。


「そんな、今後開催されるかもわからない検定
受けに行くの?」

とか言うのは、よせよ!夫君!!!

これは「真のベトナム好き」に与えられる
勲章なのだから。

これから、越流ブームが到来するんだから!
これは韓流以上のビッグウェーブに。。。しくしく。



「来ないなら


来させてみせよう


ホトトギス」


 めらめらめらめらめら(闘志)




ベトナム検定実施日時は

「2014年7月27日(日)」です。

申し込みはコチラ


よし、申し込もう!
申込み締切り日は。。。書いてない。
名古屋会場は場所すら書いてない。
とりあえず、申込みフォームと振込先だけは
書いてある。


それから。。。

「※当ホームページに記載されている内容は
予告なく変更することがあります。
ご了承ください。」と。


えっと。。。入金後に開催がなくなった場合は
返金してもらえるのかな?


ベトナム検定を盛り上げるつもりが逆効果!!

でも、受験する!!!



コメントもしくは下のバナーをクリックいただけると
元気が出ます☆





にほんブログ村 海外生活ブログ ベトナム情報へ

人気ブログランキングへ

2014/07/01

ベトナムの民間療法をあなどるな!


皆さんは

「diện chẩn ジエン チャン」

なるものをご存じだろうか?


ベトナムに詳しいお友達なら

「giác hơi ザッ ホーイ(吸い玉)」
「cạo gió カオ ゾー」

といった民間療法を

やったことはなくても、聞いたことくらいは
あるんじゃないかと思う。

(giác hơi:背中に熱したガラスの玉みたいなのを
押し当て、背中の肉を吸引し、悪い血を流す。
 cạo gió:体中、いろんなところをスプーンなどで
がしがしこすり、これまた悪い血を流す)


「diện chẩn ジエン チャン」もそういった
民間療法の仲間だ。

私はそのジエンチャンの存在をこのあいだまで
全く知らず、たまたまネットでベトナム系イベントを
探していたところ



「ベトナム医道ディエンチャン(顔反射区)を学ぶ
ベトナムごはん付き」




というなにがなんだか全然わからないんだけど
妙に魅力的な宣伝文句を目にし、即申し込んだ。

(私は生理的に「ジエン チャン」と発音したのですが
このdiện chẩnを日本で広めていらっしゃる先生は
「ディエンチャン」としてやっていらっしゃいますので、
これ以降はディエンチャンとさせてもらいます)


そもそも、このディエンチャンなるものを開発したのは
ホーチミン在住の鍼灸師
Bùi Quốc Châu ブイ クオッ チャウ先生で
鍼なんかは一般人には難しいけど、誰にでも簡単に
できるようにと思いついたのが、
このディエンチャンなのだ。

彼の考えによると、顔は身体中の状態を反映しており
肝臓はここ、腎臓ならあそこと顔の決まった場所に
それぞれツボがあり、体が悪いときには
そこにコリができたり、痛みがあったりする。


そのツボのあたりを箸やなんかでぐりぐりっと押して
コリや痛みのある場所を探し、叩くなり押すなりすると
不調が改善されるとこういうわけだ。


今回、このディエンチャンを教えてくださった先生は
冨野玲子先生。(美人です)
ベトナム語学留学の際に、このディエンチャンと
運命の出会いを果たし、日本にも広めようと
活動を続けていらっしゃいます。

私が参加させていただいたのは、
京王線仙川駅から徒歩5分
「カフェ pan no me(パンノメ)」というお店で
行われたイベントで

まずは先生が簡単にディエンチャンとは?を
説明してくださり、簡単なツボの位置を教えてくださり、
最後は実技で、参加者15名くらいの女性たちが
順番に名前と不調を訴えるというなんとも不思議な
自己紹介をし、先生がツボを

体温計の先のような細さの特製器具
ぐりぐりっとやってくれるという。

「pistaです。副鼻腔炎です。。。」



※写真はちょっとやらせ入ってますが、
軽く押されてるだけなのに、悪いところは
結構痛いのです。
(先生、小顔すぎ!!)



1時間半の講座のあとはお待ちかねの
ベトナム料理。

<前菜>+333 バー バー バー(ビア)
具だくさん卵焼き。
えびせん。
クラゲ入りのgỏi ゴーイ(和え物)
春雨サラダ
豆腐のトマト煮

<主菜>
ベトナム風漬物
レモングラス風味の鶏ごはん
ベトナム風メンマ
焼きナス




ゴーヤの肉詰め




デザートはタピオカと栗餡のチェー。


がんがん食べながら、がんがん先生に質問する
美と健康に貪欲な女子たち。

こういう非どぶろく的な女子会に参加することは
滅多になくて緊張したが、
(しかもベトナムに行ったことのある人も少ない)
有意義で楽しい3時間であった。



え?副鼻腔炎? 
あ。。。鼻がすっきりしておる!!!
おそるべきディエンチャン!!!

チャウ先生(冨野先生)。。。



圧倒的支持!!





 
マジはまる。


みなさん、要チェックです!


・冨野玲子先生のブログはこちら

・ディエンチャンのサイト(ベトナム語)はこちら

・カフェ パンノメはこちら
(↑7月~9月の夜はベトナム料理フェア
らしいです。ブンも出すそうです。
お近くの方はほんとおいしいので是非♪)



コメントもしくは下のバナーをクリックいただけると
元気が出ます☆





にほんブログ村 海外生活ブログ ベトナム情報へ

人気ブログランキングへ