2009/04/25

メイドカフェ(?)inハノイ


日本に戻ってK−1を見てい
た。
長島☆自演乙☆雄一郎というコスプレイヤーが
戦っていた。

彼は入場の時にアニメ女性キャラのコスプレを
して、登場するらしい。
格闘技の方はアルバイトらしいが、そこそこ
強いらしい(負けたけど)


。。。なかなかかわいいやんけ♪


日本のオタク文化は私が思ってるよりも
世界に浸透してるらしく、
元クラスメイトのポーランド人女性もオタクで
アニメから覚えたという日本語はかなり自然。
そして彼女のような経路で日本文化にアプローチ
してくる外国人はかなりいる。


さて、肝心のベトナム人はどうか?


「日本のアニメを日本語で観たいから♪」

などという理由で日本語を学ぶベトナム人には
まだ出会ったことがない。

そんな理由で外国語を勉強するほどの余裕が
ベトナムにはまだないせいかもしれない。
彼らにとっての外国語は「自分磨き」や「趣味」
なんて悠長なものではなく、「手段」だから。


でも、アニメのコスプレ衣装をかわいい、着たいと思う
感性を持ったベトナム人女性は少なくないと思う。
と、思っていたら「萌えカフェ」なるものを見つけた。
おそらく日本人がつくったものだろう。
夫が行きたがったので入ってみた。


。。。あ。メイドだ。


一応、メイド服を着た女性が飲み物を運んでくれたが
「おかえりなさいませ、ご主人様♪」とは無論言わないし
恐ろしく地味な顔立ちでノーメイクだった。

一杯3万ドン(約180円)の薄いジントニックを
すすりながら観察してみると、女子高生らしい
ジャージ姿のめがねっ子たちがいる。
「ベトナムの腐女子かな?腐女子かな?」と
盛り上がってみるが、さすがに男性同士の恋愛漫画に
興味を持つベトナム女子はいないのではないかと
思われる。

意外と日本人客はおらず、普通におしゃれなカフェとして
ベトナム人が出入りしてるようだった。

ぶっちゃけ、そんなに面白いものではないが
「ベトナムのメイドカフェに行った」という
ネタにはなる。

一応、住所↓
so 21 Ngo Xom Ha Noi Phuong Tran Hung Dao
(チャン フン ダオ通りの近く)


コメントもしくは↓をクリックいただけると
元気が出ます

☆☆☆にほんブログ村 海外生活ブログ ベトナム情報へ☆☆☆

☆☆人気ブログランキングへ☆☆

2009/04/23

私の帰国を阻む仏像。。。

なんだか「ベトナムブログ」のはずが
仏像一色になってきましたが
しばしおつきあいください。
さて。このサラスバティちゃん。

最初、兄さんの言い値では

「一体220万ドン(約1万3千円)」だった。

”仏像オーダーメイド”未経験の私には
木彫りオーダーメイドの相場なんてわからない。
彫り師と聞いて、「年季の入った、いかにもな
おじいさん」を想像していた私の目には
目の前のひょろっと背の高い、かわいらしい顔立ちの
兄さんが彫れるのは「こけし」くらいではないのかと
正直なめていた。
なおかつ(日本でも3万くらいだろう。
で、ベトナムの物価だから。。。)という計算が働き

「そんな大したのじゃなくていいから
3千円くらいで作ってよ」

と言ったら(お話にならない)という顔で
溜息をつかれてしまった。

で、まあ交渉の末、

「2体で240万ドン(約1万4千円)

というところに落ち着き、彫ってもらったわけだが。


さて。これをどうやって日本の知人宅に送るか。
運送会社の知人に相談したところ
2、3万かかる」と言われてしまった。

送料が倍かかるのはバカバカしいので
(手荷物にすりゃいいじゃん)と仏像の入った
段ボールに紐をかける。

人より物欲が少ないとはいえ、一年も住むと
荷物はそれなりに増えている。
スーツケースはパンパン。
ボストンバッグもはちきれんばかり。
そこに重さ6キロの仏像。。。


(まあ。なんとかなるべ)と
見送りの友人たちと空港に向かう。


賢明な皆さんはもうお気づきのことかと思いますが
なんとかなったら、ブログになどしたためないって
お話しで☆

まず、スーツケースは29キロでアウト。
(9キロオーバー)
「仏像は手荷物だ」と主張するも
「手荷物は1つまでです。エコノミーは」
と空港職員に言われ、
15キロオーバーで請求された金額が約3万円

「金ないっす」と泣き落とし作戦に出るも
「金払わねえなら、仏像捨ててけや」と
冷たく言い放たれた。


ここで友人フランス人男子と韓国人男子が
空港職員に食ってかかる。
私が「もうカードで払うよ」とあきらめに入っても
二人は男のメンツスイッチが入っちゃったのか
「いいから黙っとけ!」と、交渉を続ける。
私も鼻で笑われながらも
「日本に住んでいるベトナム人を
助けますから、助けて下さい」とすがってみる。



結局、すったもんだの末、スーツケースは
5キロオーバーってことにしてもらい、
仏像は荷物の少ない日本人客(他人)に頼み込んで
彼の手荷物としてゲートをくぐってもらい
搭乗時間の3分前に自分もゲートに滑り込んだ。

皆と涙のお別れをしようと思っていたのが
そんな余裕はかけらもない。

搭乗前に仏像を受け取り、飛行機に乗り込む。
仏像と二胡とボストンバッグ(ノートPC入り)を
荷物入れに放り込み、自分の荷物が多すぎて
他の乗客の邪魔にならないか(怒られないか)
苦労して持ち込んだ仏像が壊れやしないかと
はらはらしながら、一睡もできずに成田に着いた。

(やっと着いた。。。帰れる)

スーツケースを引き取り、ひいひい言いながら
出口に向かうと税関で止められた。


「それはなんですか?」


仏像の次は二胡。。。5m先には出口。
(ううう。。。なぜここまできて。。。)


「あ!?二胡。。。ですかぁ。。。
あぁ。。。これは。。使用されている皮によっては
ワシントン条約にひっかかるんですよぉ。。
買ったときの証明書みたいなものありますか?」

二胡の若先生から買ったのでそんなものはない。

(でも、何人も生徒が日本に持って帰ってるから
大丈夫って言ってたし。。。
第一その皮が大丈夫なものかそうでないかって
どうやって検査するのよ。
で、もしひっかかったら没収!?か、罰金!?
あのドアを出れば夫が待ってるのに。。。)


あーだこーだしてたら、上司と見られる職員が
「どうしました?あ。二胡ですか。
今回、お土産で買ったってわけじゃなくて、
1年間使ってらしたんですよね?
では、個人の所有物として認められますので
大丈夫ですよ♪」と言って下さった。


「お前。。。なに手間取ってるんや!!
ちゃんと規約読んどかんかい!!」
という彼の声を背中に聞いて、出口に急ぐ。


そして1年ぶりの日本。。。
迎えにきてくれた夫。

感動うんぬんじゃなく、
仏像と二胡の心配から解放されたことで
その場で号泣した。

かわいい夫は
「俺だったら仏像を首から下げて
これは手荷物じゃなく、アクセサリーだと
言い張るね」


。。言えるかいっ!!


コメントもしくは↓をクリックいただけると
元気が出ます

☆☆☆にほんブログ村 海外生活ブログ ベトナム情報へ☆☆☆

☆☆人気ブログランキングへ☆☆

2009/04/19

仏像ミッション

ブログごぶさたしてしまったなぁ。。。
誰か見てくれてるかなぁ。。。


さて「仏像」のその後。


帰国前々日に完成予定だったサラスバティちゃん。
彫り師の兄さんに呼ばれて最終チェックをしに
店に行く。


「おおお!!!素晴らしい!!!」


サラスバティのお顔がめっちゃ和風なのは
さておき、仏像オーダーメイド初体験の私は
意外と出来がいいことに驚き、喜んだ。


でも。。。なにかが。。。違う?


二胡は本来、左足の付け根に置いて弾くものだが
右足の鼠径部に二胡が乗っている。
あぶね!うっかりOK出しちゃうとこだった!

二胡の位置をダメ出しし、梱包をお願いし
店を後にする。

翌日、素敵に仕上がった仏像を引き取りに。
彫り師の兄さんにお礼を言い、残金を支払い
仏像ミッション・コンプリート!!!とばかりに
清々しい気持ちで家路に着く。


。。。と思ったのは甘かった。

ここからが本当の苦行の始まりであった(つづく?)


コメントもしくは↓をクリックいただけると
元気が出ます

☆☆☆にほんブログ村 海外生活ブログ ベトナム情報へ☆☆☆

☆☆人気ブログランキングへ☆☆